大一足・立花山・小ツブラ |
平成19年(2007年)7月22日(日)梅雨が明けきれぬ曇り空のもと、立花山で気になるルートをたどってみた。 立花山は基本的に井楼山(セイロウヤマ=立花山のこと)、松尾山、白岳、松尾山の南にある大ツブラ、小川を隔ててその南にある小ツブラ、さらには大楠の30m前を左折しての連なりにある大一足、その先の小一足と7つの峰から成り立っている。 今回は立花口から大一足を探索し、立花山の南側を周回し、井楼山(立花山)から松尾山へいく途中から左折して、小ツブラを探るという、一般ルートからはずれたマニアックルートをお届けする。 またその下には、同じく平成19年11月3日(土)の立花山西からの登り口を探査した模様を追加した。 |
下の地図にマウスのポインタを当ててください。
3号線青果市場(現、下原ブランチという施設)付近から見た立花山(井楼山)と大ツブラ・小ツブラ。 |
2時過ぎに立花口の登山口到着。梅岳寺から10分程度の距離。気温は28℃。曇り。山全体にもやがかかっていて、何となくおもむきがある。 左にあるのは歩行用杖の貸し出し。 |
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上と同じ場所。立花口(新宮町側登山口)から登るのは初めてである。 | |
登りだしてすぐに左手に「修験坊の滝コース」が見えたので、今日は大クス方面がメインなので、そのコースをたどる。はぁはぁいいつつ登ると、急にこの標識の地点に着く。左大クス、右が山頂である。A地点。 左へ向かう。 |
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こんな感じの道。30mで大クスと標識に書いてあった。 | |
程なく大きなクスノキにご対面。前にはベンチがある。 | |
上のクスノキの10m先にいわゆる「立花山の大クス」があった。近寄ってみるとその存在感に圧倒される。 | |
もと来た道を10m程度もどり、東側(右手)に大一足方面への道がないかと探していると「あった!」 この写真では左手にその道がある。一般ルートでないからテープも標識もない。 |
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程なく平らな地点(直径10m)に着いたので、「あれ、これが大一足かな?見晴らしも何もないな」と感じつつ、更に東へ進む道があったのでその道をたどる。 | |
急な下りが待ち受けていた。だが、虎ロープが長々と張られていて助かった。このルートで正しかったようだ。 | |
こんな感じの照葉樹林帯をいく。見晴らしは全くない。青テープが2〜3カ所あるだけ。 | |
2時35分。大一足に到着。その手がかりはこのマジックでの表示のみ。 | |
その大一足からさらに南東に「小一足」が見えたが、その方面へ進むルートが全く分からなかった。 今回は次の目的地があるので、ここまでとして引き返すことにした。ところが、道に迷ってしまい、10分のロス。「迷ったらもとの位置へ戻る」をやって、尾根道の南側に道を発見。 |
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大一足付近の大きなクスノキ。 | |
上記A地点から山頂へ向かうと数bさきに左(南側)へいく巻き道があり、更にまっすぐの山頂コースと左手のなだらかな下りの立花山南周回コースがあったので、周回コースをとる。 左はその途中で見た見事な常緑樹達。 |
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噂の「バリバリノキ」があった。燃やすとばりばり音を立てて良く燃えるかららしい。 | |
周回コースの途中から井楼山山頂を目指して右折。山頂にノカンゾウがあったが、しおれていた。 | |
山頂から北東方面へ降りて、すぐ左へ降りる。石垣跡の標識の5m手前に左へ降りる道と虎ロープを発見。「これが小ツブラへの道か!」と感激。 | |
長い長い虎ロープ。おかげで滑らずに行けました。 | |
小ツブラ頂上とおぼしき地点。見晴らしはない。標識もない。 | |
しかし、石垣がびっしりあった。特に、2〜3mの道の左右に結構きれいに畝堀があって、これほどの史跡があるとは今まで知らなかった。 | |
同じ場所で。 | |
昔この場所に城を造った人達の苦労を想像してみた。 この先はまたもや下り。虎ロープに頼る。 |
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若干赤テープがあるものの、手探りで大権現コースへ降りる道を探す。福岡市と新宮市のと境を示す石があった。これは294とある境界石。 | |
竹が多くなり、倒木に道をじゃまされるようになった。 | |
「そろそろ大権現コースへの分岐点が近いのでは」と考えつつ先に進む。ところがこの先行き止まり。下りの道を10分探すも無駄。「迷ったらもと来た位置へ戻る」を実践すると、やや開けたところがあり、北東の位置に下り口が。261と書いた境界石が目印。 | |
大権現コースとの分岐点。実に分かりづらい。なにも標識はない。鷲尾大権現から登って5〜6分程度としか言いようがない。 | |
下原地区から見上げた小ツブラ。(手前の高圧線の鉄塔がある小山) 奥は立花山(井楼山)。 |
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上の写真の左手に見える大ツブラとその左奥は白岳。大ツブラの後ろには松尾山がちょっとだけ見える。 |
2007年11月3日三日月山・立花山コース |