平治岳で梅雨を満喫? |
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(注)2017年6月7日時点でこのコース(平治岳北尾根ルート)は通行禁止となっています。 |
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吉部→大船林道→北平治岳登山路→ 平治岳→大戸越→鳴子橋→吉部 |
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久しぶりに2日続きの休みが取れたので、悪天候を押して平成20年のミヤマキリシマに会いに来ました、平治岳へ。しかし、そこで見たものは? 降水確率90%はダテではなかった。自宅を出るときから篠突く雨。くじゅうに近づくとますます雨脚は激しくなった。腹をくくって雨具に着替えたものの、駐車している車の数がいやに少ない。「うーむ、これは平治岳貸し切りか?」などと想像していたら本当になってしまった。 |
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今回のコース | |||||
2008年6月15日(日) 天候:雨 総行程:約5時間 吉部登山口7:15 − (45分) − 4号集材路入口8:00 − (90分) − 平治岳山頂9:30 − (30分) − 大戸越10:00 − (30分) − 鳴子橋への分岐10:30 − (40分) − 鳴子橋11:10 − (60分) − 吉部の駐車場12:10 |
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大船林道と4号集材路の交わる場所から元来た道を振り返る。雨に打たれて緑が美しい。 | |||||
大船山4号集材路。左は雨粒がきらりと光っている。この雨の中、誰とも会っていない。ここで行動食を取った。 まっすぐ行って,少し右へ曲がる。9分で「平治北登山口」の標識が左手に見える。その先、はしごやロープ場があり、胸突き八丁である。詳しくはココで。 この日はヒージの尾も横殴りの雨でそそくさとパス。 |
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小さな滝と化した登山路を我慢しながら登り、平治岳に到着。だーれもいない。果たしてここは今が盛りと咲き誇るミヤマキリシマのメッカ、平治岳なのか?しかも、日曜日の朝だよ! 誰も来ないはずです。南尾根に降りる途中は台風かと思うくらいの激しい雨でした。もちろん、視界ゼロ。でも貸し切りです。 |
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ミヤマキリシマは少し盛りを過ぎた頃。 |
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雨の中でもけなげに咲いてました。 |
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マイヅルソウも咲いてました。雨で葉っぱがつややかです。 |
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平治岳南峰の様子。 花が終わっているのが多いが、まだつぼみも見られた。 |
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昨年よりは花付きは良さそうだ。 |
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これが晴れていたら...。 とはいえ、これだけのものを数時間とはいえ独占できて少しだけ満足です。 |
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雨具の中にも水がしたたってきました。今回の登山は登山靴や雨具の防水性能を試す絶好の機会でした。と負け惜しみを言っておこう。 |
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ミヤマキリシマピーク時の日曜の朝とは思えん! |
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雨風は黒岳方面つまり東から激しく吹き付けてました。ここで行動食のチョコあんパンをかじって、そそくさと川のような登山路を降りてゆきました。30分降りて中腹にある「登山路・下山路」の標識が見えたら、右つまり北への道を取って、鳴子橋方面へ近道を取りました。 今回の登山では吉部から登ってくる沈鬱な面持ちの団体登山客14〜15名に会っただけで、それ以外は誰も見なかった。うーむ。 |
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久しぶりに最初から雨具を着こんでの登山となりました。 今回の登山で確認できたこと。 1.人気のある山でも豪雨には勝てない。 2.少々靴擦れはするものの、総革製の軽登山靴は防水性能抜群。 3.雨具は10年たつとシーリングテープもはがれ、防水力激減。買い換えの必要性あり。 4.いくらきれいな花が咲いていても天気がいまいちだと美しさもいまいち。 総括:雨の日は無理することはない。また、次回をお楽しみに。 さて、次回は趣向を変えて猟師山・合頭山へ行き、オオヤマレンゲ探訪の旅です。 |
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