2009年のミヤマキリシマ最新情報









 九重登山のページ21
 

大船山・北大船山・平治岳のミヤマキリシマ

 
  2009年(平成21年)5月23日。まだミヤマキリシマには早すぎるとは思いましたが、今年も気温は高めだし、年々花の咲き出す時期が早くなっている気がするので、いてもたってもいられずミヤマキリシマの最新情報をお届けすべく、行って参りました。
 
 2009年(平成21年)5月23日(土) 気温14℃ 天候:晴れ

6:45 吉部登山口出発 − (65分) − 7:50 大船林道分岐 − (25分) − 8:15 坊ヶつる − 8:25 坊ヶつる出発 − (70分) − 9:35 段原 − (20分) − 9:55 大船山山頂 − 10:15 大船山出発 − ((25分) − 10:40 北大船山 − (40分) − 11:20 大戸越 − (30分) − 11:50 平治岳南峰 − (13分休憩含む) − 12:03 平治岳 − 12:30 平治岳出発 − (25分) − 12:55 大戸越 − (55分) − 13:50 大船林道出合 − (53分) − 14:43 吉部登山口到着
 
 今回のコース 
 大船山平治岳縦走地図
 
 吉部からの登山路 久しぶりの吉部からのコースだ。うっかりして写真を撮るのを忘れてた。新緑に見とれてました。 
このコース最初の10分の急登がなければ天国なのに!でもそれさえ我慢すれば楽ちん。
 4月に完了した除伐作業 大船林道出合手前の所にこのような張り紙が。50mくらい先には終了の張り紙があった。杉などを間伐したようで、このあたりは日光が入るようになりかなり明るく感じた。
 除伐作業後 こんな感じ。 
 坊ヶつるのミヤマキリシマ 大船林道に咲くミヤマキリシマ。坊ヶつるの高度でこの程度だから、山頂はまだ難しいか? 
 鳴子川から見た大船山 鳴子川からみた大船山の勇姿。 
 3合目のミヤマキリシマ  さて、今回のメーンイベント。ミヤマキリシマの咲き具合だが、これは大船山登山路3合目の様子。ポツポツといった感じか。
 5合目 汗を拭きつつ五合目で休憩。 
 5合目の景色 五合目の景色。足下にちょっとだけミヤマキリシマがあった。
 6合目あたりからみた立中山 立中山あたりをじっと見ると、ちょっとだけピンク色になっていた。
 6合目の景色 6合目あたり。 
 情けない段原のミヤマキリシマの咲き具合 段原到着。さてさて、あれれ。やっぱり大船山方面のミヤマキリシマはあと2週間後が見頃という感じだ。 
段原のケルン 仕方がないので、ケルンを撮した。
 9合目のミヤマキリシマ 大船山へ向かう途中のミヤマキリシマ。花着きは良さそうだが、まだつぼみ。
 大船山山頂のミヤマキリシマ 大船山山頂。一株だけつぼみから咲きかけていた。 
 けなげに岩の間に咲く 岩の間にもけなげに咲く。
 立中山に注目 立中山の南斜面のピンクが見えるかな。 
 北大船山のミヤマキリシマ しかし、天は我を見捨てず。北大船山へ行くと、まあまあ咲き始めていた。 
 満開に近い株も  これは北大船山から大戸越へ降りる手前の所にあるミヤマキリシマ。7分咲きから8分咲きではなかろうか。
 ガレ場 さて、嫌なガレ場の下りか...。と思っていたら、なんだか様子がおかしい。大汗をながして登ってきたあのガレ場が封鎖されていた。(写真左手)
 ガレ場の巻道 その代わりにロープから右手の小ガレ場を下れと!確かにこちらの方が危険性は少ない。
 ガレ場 そのガレ場を降りきるとここ。写真左手が今降りてきた小ガレ場。写真右手はロープで封鎖されている。去年はここを必死に登ったのに! まぁ、いっか。
 満開の株 大戸越直前のミヤマキリシマ。満開だ。やっぱり場所や株によって満開だったり、つぼみだったりする。
平治岳中腹の様子 急登をこなして、平治岳南峰到着。これは中腹のミヤマキリシマ。 
 平治岳南峰のミヤマキリシマ 南峰の斜面はこんな感じ。あと1〜2週間は待たねば。 
 平治岳の様子 さて、平治岳本峰をみると結構多くの人が休憩している。しかもピンク。 
平治岳の様子 平治岳本峰の南斜面。
 結構いいかも 平治岳本峰の西の見晴台へ行くと、まあ2分から4分咲きと言うところか。今年はつぼみの数も多いし、尺取り虫は少なめに感じた。 
 どうです、待てますか? 5月下旬から6月の1週目までが最盛期とみた。
 野草  キジムシロでしょうか?
 大戸越(うとんごし)の様子 平治岳南峰から下り専用路をずるずる滑りながら降りる。途中で大戸越の様子をぱちり。たくさんの人が昼食を楽しんでいた。 
 大戸越から見上げた平治岳南峰 大戸越から平治岳を最後にもう一枚。あと2週間したら本当のピンク色に染まる。 
 平治岳巻道の入り口標識 さてさて、帰りは大船林道への巻道を選んだが、その出合の表記がまたまた変わっていた。平成21年はこれ。 
 入り口 そしてその入り口。 
   
  大船山コースタイム
   


 代わりばえのしない構図
テントは意外と少なく3張り程度だった。
(午前8時15分)
 坊ヶつるからみた大船山
 
 これも代わりばえがしないか。それでも好きな構図。 
 段原と米窪
 
 大船山山頂の岩に咲くミヤマキリシマ
 大船山山頂
 
 イワカガミ
これは米窪の縁に咲いていたもの
 イワカガミ
 
 平治岳中腹から大戸越を見下ろす。
 平治岳南峰中腹
 
 こんな株もすでにある。
 ミヤマキリシマ
 
 バックは大船山
 ぼけ具合が気に入りました
 
 同じく。
本日は天候に恵まれいい色が出ている。 
 よくぼけてます
 
 おなじみの構図
そろそろ見頃
 
  5月の第4土曜日でこの咲き具合です。平治岳の登山者も6月7日のくじゅう山開き(久住山)ほどではないにしても、結構集まってましたよ。本日の咲き具合からして(満開の株もあるし)、ピークは5月の31日から6月7日あたりでしょう。とは言っても天候がどうなることやら分かりませんから、早め早めに行っても損はないと思いました。

 本日は有名な大船山から平治岳の縦走コースでいわゆる健脚コースでした。しかし、吉部を起点にすると結構やれるものですね。帰りはこのところお気に入りの「馬子草温泉きづな」にて500円で温泉を満喫しました。ここ、泉質が筌ノ口温泉にそっくりで、結構いいです。(現在廃業し、
2020年9月15日よりゲーマーオンセンとして開業)

次回は2009年6月中旬のミヤマキリシマ(今季最後の深山霧島)をご紹介。
 
登山のページへ 
 登山のページ
 
 
 
 back    home   next 


                            

inserted by FC2 system