吉部から大戸越経由で北大船・大船山












九重登山のページ24 
 

吉部から大戸越経由で北大船・大船山

  シルバーウィークの日曜日、お天気も上々。前夜からワクワクしつつ、大船山と秋の野草を楽しむ山旅に行ってきました。今回はハガクレツリフネの群落と大船山山頂からの眺めに大いに感激しました。
 さて、話は変わりますが、高速料金1,000円のおかげで渋滞が十分考えられたので、当日は自宅を4時20分に出ました。そんなに早い時刻なのに、九州高速道路は車がビュンビュン走ってましたよ。時刻は5時前後なのに、まるで日曜日の昼頃と変わらない交通量にびっくりしました。
 
 
2009年9月20日(日) 快晴  気温11℃(朝)  22℃(昼)  全行程時間 7時間20分

7:25吉部奥の登山口発 − (40分) − 8:05林道出合 − (65分) − 9:10大戸越への登山路分岐 − (25分) − 9:35大戸越 − 9:45大戸越発 − (62分) − 10:47北大船山 − (8分) − 10:55段原 − (20分) − 11:15大船山 − 11:47大船山発 − (18分) − 12:05段原 − (60分) − 13:05坊ヶつる − (30分) − 13:35大船林道分岐 − (70分) − 14:45吉部駐車場着

   
 
 今回のコース 
 吉部から大戸越経由大船山地図
 
分岐の手前 大船林道から大戸越登山路へつながる迂回路。上の地図で「登山口から1時間45分」の地点。
ここはほとんど平坦で歩きやすい。
大戸越の標識 上の分岐から25分登って着いたのが、大戸越(うとんごし)。この標識がある。
本日は平治岳は登山者が非常に少ない。ここでは、ソイジョイを食べて、北大船への登りに備える。
北大船の尾根からの眺め 北大船の尾根に着いた。坊ヶつるを中心に、九重西部の山々がその全貌を見せてくれた。もったいないくらいの天気だ。
初秋の大船山 北大船付近からススキ越しに大船山を見上げる。
それにしても北大船山といい大船山といい、羽アリが大量発生していた。ゆっくり休めない。
御池 おなじみ御池(おいけ)。
 大船山山頂のQRコード 山頂の標識にはこのようなQRコードの案内が。
登山者の人の中に「だんばら」「だんばら」という人がいて困る。私はそんなに太ってないぞ!とかいう問題でなく、それをいうなら「だんばる」でしょう。 (九州北部は原を「ハル」と読むところが多い。だって、登山基地は「ちょうじゃばる」でしょ)
暮雨の滝 帰りは鳴子川左岸を北上。久しぶりに暮雨(くらぞめ)の滝による。
暮雨の滝 ここに降りるのが一苦労。また、それを登らなくてはならないのが困る。とにかくスズタケの茎でも、木の枝でも頼って登るしかない。
 フクオウソウ   フクオウソウ
 ガマズミ   ガマズミ

大戸越からの登りで2カ所真っ赤に染まっていた。
 ホクチアザミ?   ホクチアザミでしょうか?
 イヨフウロ   イヨフウロ

どうにか残っていた夏の花
 アキチョウジ   アキチョウジ

吉部登山路の暮雨の滝周辺にたくさん咲いていた。
 ハガクレツリフネソウの群落   ハガクレツリフネソウの群落

吉部登山口の水場と急登の間にこの群落があった。日頃何気なく通り過ぎていたが、これがツリフネソウとは全く知らなかった。
 オトコエシ?  オトコエシでしょうか?それともシシウド?

第4集材路の入口近くに咲いてました。 
 リンドウ  リンドウ

北大船山近くにて 
 
 大船山コースタイム 
   


祖母山から傾山のやまなみ
 阿蘇の涅槃像
 アキノキリンソウがあちこちに咲いていた
 ハガクレツリフネソウ
 ハガクレツリフネソウ(吉部登山口)
 キツリフネソウ ピンぼけ
 
   この時期はツリフネソウとアキノキリンソウの天下でした。それにしても本日のコースは時間はかかりますが、体への負担は少ないおすすめのコースです。しかも、一旦北大船の尾根に登れば、九重の山々が手に取るように迫ってきて、最高の展望が楽しめます。この逆コース、つまり坊ヶつるから大船山に登り、それから北大船もいいのですが、段原への登りのきつさは皆さんご承知でしょ。
 花について述べれば、ツリフネソウは主に吉部登山口から大船林道周辺がメインで、アキノキリンソウやフクオウソウ、イヨフウロ、ワレモコウなどは北大船の尾根がメインですね。
 今回の山行に備えて、ネットでCW-Xのエキスパートを購入し、試してきました。念のためテーピングと併用しましたが、日頃なにもトレーニングしていないにもかかわらず、膝は全く大丈夫でした。サポートタイツの効果は抜群ということが分かり、一安心です。(何せ、高価なものですから)ただ、姿勢が悪いせいか、すぐにウェストから下へ落ちるので、次回はちゃんと調整してから登山に臨みます。
 帰りには、最近おなじみになった馬子草温泉「きづな」(現在廃業)の露天風呂で三俣山を見つつ汗を流しました。満足。唯一の失敗は自宅でキンキンに冷やしておいたキリンのフリーを持って行くのを忘れたこと!残念。
 さて次回は、秋の高原を楽しむ旅です。
 
登山のページへ 
 登山のページ
 
 
 
 back    home   next 




inserted by FC2 system