秋の高原(湧蓋山)











 九重登山のページ25
 

秋の高原(湧蓋山)

 
  2009年10月10日(土)
 
 昔の体育の日というわけで、さすがに特異日。きっちり晴れてくれました。このところ九重の中心部ばかり登っていたし、本日は2年ぶりに夫婦で登山ということで、秋の高原を楽しむ旅と銘打って湧蓋山に登ってきました。湧蓋は数年前に地蔵原からの縦走でたっぷり楽しんだのですが、本日はお手軽コースとしてひぜん湯からの道をたどりました。
 なお、本日の登山データは初心者の妻のペースに合わせた「ゆっくり目」のものです。
 
 2009年10月10日(土) 晴天 気温15℃ 全行程:4時間20分

8:23 ひぜん湯登山口 − (45分) − 9:08 電波反射板横 − (29分) − 9:37 林道 − (39分) − 10:16 女岳 − (19分) − 10:35 湧蓋山山頂着 − 11:10 湧蓋山山頂発 − (12分) − 11:22 女岳 − (81分) − 12:43 ひぜん湯登山口着 

 
 今回のコース 
 湧蓋山地図
 
ひぜん湯橋 疥癬湯(ひぜんゆ)旅館は2005年7月10日(写真の中央奥、駐車場の南西奥からの)土石流により壊滅的な被害を受け、現在は跡形もない。橋の手前にも駐車場があり、料金は300円。
ひぜん湯橋と駐車場 小型車はこの橋を渡り、川の向こう側に止めるようになっている。
湧蓋山登山口 その向こう側に湧蓋山登山口がある。昔は、ひぜん湯の真ん中を突き抜ける感じだった。
最初の分岐 ここは右へ すぐを左 急登を登りきると、ここに来る。右手に壊れた標識がかすかに残っており、ここを右に行くと、すぐ左手に下の写真のように湧蓋山への標識がある。
上の写真の左へ上がる登山路 標識に従って登る。
ゲート だらだら坂を登ると、牛止めのゲートがあり、ここをまっすぐ進む。
振り返るとおにぎり山と泉水山が見えた くねくね道を登り振り返ると、やや左手にはおにぎり山。その後ろには大崩の辻が見える。下山時にはおにぎり山からはパラパントが気持ちよさそうに飛んでいた。
振り返ると右手には合頭山をバックに八丁原地熱発電所 振り返って右手には八丁原地熱発電所から大きなボイラーの音が聞こえてきた。
中央奥には星生山が見える。
前方左手にはなんだか見かけない形のみそこぶし がんばって登るとやや左手にきれいな三角の山が。なんとみそこぶしだ。こちらから見上げると堂々とした山に見える。でも牛の放牧地から見るとやっぱりかわいらしい「味噌こし」型だ。
高度を上げると三俣山が見えてくる 電波反射板のあたりで、三俣山の山頂がのぞいていた。その左には平治岳。
電波反射板のあたりでやっと湧蓋山が見えてきた。 牧草地が近づくと、ついに女岳と湧蓋山が見えてきた。本日は本当に気持ちの良い晴天だ。
牧草地入口 再びゲートを越えて牧草地に入る。この先には湯坪から林道を上ってきた畜産農家の方のための駐車場がある。一般車は利用不可。
黒牛が草をはんでいる 牛放牧中。その後ろにみそこぶし。
牧草地 牧草地の斜面をがんばって登る妻。牛さんたちとはフェンスで区切られている。
朝露でズボンが濡れる 気持ちのいい草原
ヨメナ ヨメナがたくさんあった。それ以外にはヤマラッキョウ、アキノキリンソウ、リンドウが。
みそこぶしを左に見ながら牧草地を抜けたところを振り返る 牧草地の終点。昔の牛止めのあと。この後は道なりから、林道に通じる。林道からは左折して30m先左に湧蓋越しの標識がある。それに従いすすむ。
みそこぶし 牧草地からみたみそこぶし山。この形が大好きだ。
 マツムシソウ ところどころ、マツムシソウが咲き残っていた。 



女岳から見上げた湧蓋山
 湧蓋山山頂からの眺め
 中央の草原台地がみそこぶし、奥に一目山
 山頂のリンドウ
 四季彩ロードから見た湧蓋山の全容
 
   10月も中旬を過ぎると、大船山の御池から始まる紅葉のシーズンになり、そうなると三俣山、扇ヶ鼻、もちろん、黒岳などがスポットライトを浴びます。しかし、そのちょっと前の「風立ちぬ」時期には、この湧蓋山がその緩やかな斜面にきらめくススキや秋の花々で人々を誘います。秋といえば高原ですよね。やはり、1年に1回くらいはここに来ないと本当の九重(くじゅう)が楽しめないのではないでしょうか。
 今回は湧蓋山だけになりましたが、大好きなみそこぶしに寄ることができずにくやしい思いをしました。またいつか、このかわいい山に登ってみたいと思ってます。


 さて、次回は人気の牧の戸から星生山を経て久住山のコースです。
 
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