平成23年ミヤマキリシマ鑑賞コース |
(注)2017年6月7日時点でこのコース(平治岳北尾根ルート)は通行禁止となっています。 |
平治岳北尾根コースをたどり、毎年恒例のミヤマキリシマ詣でに行きました。平成23年6月12日(日)。週間天気予報では11日土曜日は大荒れの予報。確かに九重町も大雨警報が出ていました。そのため、仕方なく土曜日を使っての山旅をあきらめ、本日に期待していたのです。週間予報では日曜日は雨のち曇り。これは行くしかない! しかし、天は我を見放したのか?2008年(3年前)と全く同じ状況、いやさらにひどい状況となってしまいました。登山路は川に変わり果て、靴の中はグチョグチョ。平治岳についても誰もいない。ところが、大戸越まで降りるとなんと10名をこす登山者が...。私だけではなかったミヤマ狂い! |
2011年6月12日(日) 天候:雨 (後で聞いたらやっぱり警報発令中でした) 暮雨茶屋駐車場発 6:15 - 平治岳 8:28 - 坊ヶつるキャンプ場 10:09 - 暮雨茶屋駐車場 11:38 |
今回のコース |
いつもの通り4号集材路入口で振り返りパチリ。ここまで、誰も会っていません。もちろん、本日は駐車場を出るときから雨合羽を着こんでいます。 駐車場といえば、現在大高組が進めている道路工事のため、吉部の暮雨茶屋先の一般路はすべて駐車できないようになっている。路肩にはロープが張られているし、コーンがおいてある所もある。 |
4号集材路に入って数十メートル歩くと、なにやら良い香りがする。モッコウバラかな? |
ロープ場をしのぎ、はしごを慎重に乗り越え、大窓はパスしてしばらく歩くと、ここヒージの野につく。このあたりのミヤマキリシマはほとんど終わっていた。それにしても登山路がプール状態だった。 |
これ、分かりづらいのですが、ヒージの野から先の登山路の様子です。まるで小さな滝です。 |
出発して2時間10分程度で平治岳(ひいじだけ)山頂到着です。 何となく見晴らしが良いと思ったら、周囲の灌木(特に枯れ果てたノリウツギなど)が切り払われてました。 |
そそくさと山頂を後にして、10m程度降りるとここも灌木が切られていた。晴れていたらちょうど黒岳方面がきれいに見えることだろう。 |
山頂のミヤマキリシマは本日が見納めのようで。 |
あまりに雨が激しく、コンデジでしか写真が撮れません。そのコンデジも防水でないので、雨具の内側に隠して、必要なときだけ取り出してます。 |
マイヅルソウがちょこちょこと咲いていました。 |
平治岳南峰の下山路あたりの様子。咲きかけのもののありますが、ほとんど終わりかけです。今年は咲くのが1週間ほど遅れたようですが、昨日今日の雨でやられた感じです。 |
下山路が途中から変わってました。そういえば、昨年くらいに下山路で事故があったようで、急斜面を通行禁止にして、かなり西側に迂回するルートになってました。よって、時間も少しかかります。 さて、これは下山途中のミヤマキリシマです。 |
下山路が西に変わったせいで、途中で坊ヶつるが見えました。 |
大戸越(うとんごし)に着くと、結構賑やかです。昨日今日がミヤマキリシマのピークという情報があり、「雨が降ろうが槍が降ろうが」というやる気満々の方々が今から出陣です。私はガックリ肩をかかとまで落として、コロッケパンをぱくぱく食べました。 |
帰りは暮雨(くらぞめ)の滝方面から降りました。そうそう、坊ヶつるキャンプ場から鳴子橋への近道を通り、鳴子川を徒渉することとなり、ここで靴の中がグチョグチョになりました。(流れは膝近くまでありました) 下の写真はまもなく急降下が始まる杉林です。道が小川になってますね。 |
上の場所で、これから降りる所を撮したのですが、雨しか映ってない。 忘れてならないのが、各方面の方々のお骨折りで、要所要所に土嚢や土止め、ロープ設置がされていることです。ありがたいことです。 |