赤川から扇ヶ鼻・久住山コース |
(注)2018年8月時点でこのコース(赤川から久住山直登コース)は通行可能となっています。 |
今年は運に突き放されている感じです。今回は9月中旬、3連休の中日に赤川から扇ヶ鼻・久住山を巡るコースを選んだのですが、実はこのコース8月24日に一度チャレンジしたのです。でも、その日は大雨洪水警報が出るくらいの天気。「今度は大丈夫だろう」とたかをくくっていってみると、やっぱりガスだらけ。しかも、台風並みの強風(体感で風速25メートル、風で身体が飛ばされそうになった)。お目当てのマツムシソウも強風で被写体ぶれの嵐。唯一の救いは、久住山直下の赤川ルートが結構改善されていることを知ったくらいです。 ガスと強風で、道行く人たちもなぜかうつむきがち。返ってくる挨拶も湿りっぱなしでした。それはそうですよね。久しぶりか初めて来た久住山がまともに見えない登山なんて。まぁ、そういうときは野草を観賞しましょうよ。 |
2013年(平成25年)9月15日(日) 天候:曇り 気温:駐車場20度 山頂16度 全行程:4時間50分(食事・休憩含む) 赤川駐車場発 8:00 - (90分) - 扇ヶ鼻 9:30 - (75分) - 久住山10:45 - (65分) - 赤川駐車場着 12:50 |
今回のコース |
8時ちょうどのあずさ2号で、じゃなかった8時ちょうどに出発です。出発から何となく投げやりな感じ。 ここは赤川から登って、扇ヶ鼻への分岐を左にとって、ちょっと上がったところ。 |
ススキの原っぱに出ると、右後ろに肥前ヶ城と久住山の下半身が見えました。展望はもちろん望めそうもない。「ウーっ」とうなりつつ、再び登ります。 |
晴れたら開放的であろうススキが原 |
ホクチアザミが咲いてました。今日は仕方がないので、花を撮ることに専念しましょう。(iPhoneにて撮影) |
扇ヶ鼻山頂前分岐の近く。このように、扇ヶ鼻一帯はミヤマキリシマ保護のために白いロープで規制されてます。 そうそう、牧の戸から扇ヶ鼻へのショートカットも規制されてました。 |
フクオウソウがあちこちで咲いてました。風に揺れてます。 |
ひとまず山頂へ。ものすごい風です。誰もいません。この後、5分くらいして、5人くらい来ました。台風並みの風。 |
扇ヶ鼻のシンボル岩。深閑としてます。聞こえるは風の声のみ。まさに風立ちぬ。ウー。 |
分岐のところで、下のマツムシソウやヤマラッキョウを撮り、すたすたと尾根道を歩きました。途中で少しガスが切れて、星生崎が見えました。ここはいつ見てもかっこいいですね。 |
避難小屋前でウィダーインジェリーを食べ、ものすごい強風(風速25mはあった)の久住分かれを過ぎて、尾根道を辿っていると、すこし久住山が見えました。でも、油断すると風で身体が持って行かれそうに。こういうときはストックで踏ん張るしかありませんね。 |
山頂は約50人の人々で賑わってました。山ガールも参上(山上)です。だじゃれを言うしかない。とにかくガスだらけ。 食事は風を避けて、阿蘇側(南側)の岩陰にて。 |
ちょこっとだけ本日の出発点、赤川方面が見えました。 久しぶりに久住山直下を降りるので、降り口を探すのに2〜3分かかりました。山頂から20mくらい戻ったところでしたね。 |
さて、最初は大した斜面もなく順調。で後は、あの嫌な下りが待っているのか?と思っているとなんと、このような文明が!木の階段です。凄い! |
途中で、振り返ると、久住山の手前の出っ張りが見えます。 |
肥前ヶ城の雄大な断崖 |
肥前ヶ城と久住山の間から、星生崎のてっぺんが見えました。 |
またもや、元足下の悪かったところがこのような状態に!まるで、Before Afterを見るかのよう。 後で分かりました。大分大学工学部の発案で、登山道の保全をしてくれていたのですね。関わられた皆さん、ありがとうございます。おかげで、かなり気が晴れました。 |
2009年4月から取り組んでいるとのこと。すばらしい。でも、自然の力はものすごく、何カ所かは階段がはがれてました。仕方ありませんよね。 |
今日は、黒川温泉ではなく、奴留湯温泉にてぬるーく、汗を流しました。大人200円也。もちろん、岡本とうふ店で豆腐と揚げをゲットしました。 |