扇ヶ鼻野草鑑賞コース










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扇ヶ鼻野草鑑賞コース

 
  タイトルを単純にいえば、「九重で最もお手軽なコース」とも言えます。

 2014年の8月は最悪でした。ずーっと、雨ばっかり。いつもの年なら、8月に2回は九重に行くのに、今年は今回が8月初です。嫌になります。でも、九重の花たちは人間を待ってはくれません。無理矢理時間を作り、何とか扇ヶ鼻の野草を観賞してきました。

 しかし、天候は曇り。いつ降り出しても良いようなガスだらけの牧の戸でした。長袖のTシャツだけでは肌寒く、レインウェアを着こんで出発です。 
 
 2014年8月26日(火) 天候:曇り 気温:測定せず  全行程:3時間19分

牧の戸 8:19 - (28分) - 沓掛山 8:47 - (45分) - 分岐 9:32 - (38分) - 扇ヶ鼻山頂 10:10  片道 1時間51分(写真撮影で20分以上かける)  - 牧の戸 11:38  片道 1時間28分 
 
 今回のコース 
 扇ヶ鼻野草鑑賞コース地図
 
昔の扇ヶ鼻への分岐がシャットアウト 久しぶりに来ると、変更点に気がつきました。ここは去年まで尾根道から扇ヶ鼻へ登る分岐点だったのですが、このようにシャットアウトされてます。植生を守るためか、危険防止のためか?
やむを得ず、そのまま久住山方面へ直進です。
でも、途中ですてきな場所に出逢いました。
   
初秋の野草たち おわかりでしょうか。この写真では分かりにくいですね。
ワレモコウ、ママコナ、ホソバシュロソウ、ホクチアザミなどが咲き乱れてました。
ワレモコウ ワレモコウが威張ってましたよ。「立秋どころか処暑を過ぎたら秋なんだからおれの天下なんだよ。」って感じ。
でも実数からすれば、フクオウソウが断然多い。
   
分岐点 尾根道を登ると、次の分岐点へ。ここはちゃんと扇ヶ鼻への道が確保されてます。(当然か)
地図上では南下します。ルート上では右奥へ進む感じ。ここも、ママコナやワレモコウだらけです。
   
分岐点 さっきの分岐からあがった所。
ここも、写真の真ん中へ降りる道があったのが、遮断されてます。ふーむ。便利だったんだけどなぁ。
立ち入り制限のお知らせ このような、きついお達しが。
林野庁と九州森林管理局、大分森林管理署連名で、登山路を制限してます。
扇ヶ鼻山頂 途中で、ワレモコウやら私の好きなイヨフウロ、ホクチアザミ、マツムシソウなどの撮影で20分以上も道草を食いました。うれしい道草です。ここまで、誰にも会っていません。
さて、1時間50分程度で扇ヶ鼻到着です。周りがガスだらけ。この状態は想定していたので、本日はマクロレンズのみで勝負です。
   
イヨフウロ イヨフウロはいつ見てもかわいらしい。
扇ヶ鼻山頂の岩 山頂の岩
沓掛山山頂にタッチ さて、野草を十分観賞したので、満足して下山です。
途中、折角なので沓掛山山頂にタッチしました。少し、ガスが切れてきて、尾根道が見えました。午後からは少し天気も回復基調のようです。
   
沓掛山から駐車場方面を眺める 同じく、沓掛山山頂から駐車場方面を眺めました。



イヨフウロ
 サイヨウシャジン
フクオウソウ 
 ワレモコウ
 つゆを含むマツムシソウ
 咲きそうなホソバシュロソウ
 シモツケソウ
イヨフウロ
 マツムシソウ
イヨフウロ
 シモツケソウ
 イブキトラノオ
 
  夏になってから一度も九重に来られず、なんだかモヤモヤしてましたが、これですっきりです。やっぱり、自然の中で汗をかくこと。きれいな花たちに会うことは私にとっては欠くことのできないイベントなんだと再確認しました。
 汗をかいたので、本日の帰りは瀬の本方面へ降りて、黒川温泉で汗を流しました。(久しぶりの露天風呂!)さらに、これまた久しぶりの岡本豆腐店。 しかし、なんとざる豆腐はおろか、豆腐類はすべて売り切れでした!!しかたなく、厚揚げ2枚だけゲット。これだけが本日の失敗でした。

 さて、次回は大曲から三俣山西峰までのピストンというお手軽コースです。ハイキングに手頃です。   
 
 
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