吉部から大船山周回コース









 九重登山のページ62
 

吉部発大船山周回コース

 
  2014年10月、快晴の10月10日を過ぎると、台風19号が九州に近づき「九重詣でも無理では?」という話に耳を塞ぎ、天気予報をひたすら信じて11日の第2土曜日に行ってきました。大船山です。このところずっとご無沙汰してましたので、今日こそはと意気込んで出かけました。
 吉部に着いてみると、天気は曇り。気温は14度。でも十分登山を楽しめる天気です。今日は7時に駐車場出発。でも、本日のコースは長丁場なので、気持ちを抑えつつ、四季の草花をじっくり撮影しつつ登りました。よって、コースタイムはいつもより遅れに遅れてます。撮影だけで計1時間はかかったかも。
 また、今回登山後に、新たな温泉を試してみましたのでそちらもご覧ください。
 

2014年10月11日(土) 天候:曇り  気温:駐車場14度、山頂10度 全行程:6時間48分

駐車場発 6:57 - 鳴子橋分かれ 8:25 - 坊ヶつる 8:46 - 段原 10:01 - 大船山山頂 10:19 − 北大船 11:12 - 大戸越 11:50 - 分岐 12:15 - 鳴子橋分岐 12:44 - 駐車場着 13:45
 

 
今回のコース  
吉部発大船山周回コース地図
 
 
ガスの登山路 吉部の水口登山口から登ります。すぐにハガクレツリフネソウが姿を現しますが、まだ暗くて撮影に難儀します。
さて、朝の7時の状況ですが、何となくガスがかかって、最初の10分間の登りを前に大いに意気消沈してます。ここは何度来ても気持ちが萎えるなぁ。
   
ハガクレツリフネソウ これですよ。吉部の秋の代表選手。ハガクレツリフネソウ。 
暮雨(くらぞめ)の滝を越えたところにあるケルン ハアハア息を切らせて登り切り、その後は少しずつ空も明るくなってきたので、快調に歩を進めます。
暮雨(くらぞめ)の滝を過ぎる頃に、このような小さなケルンがありました。
その右手に鳴沢台方面に登る道 その右手、雨ヶ池方面を見やると、白テープが点々とついてます。どうやらここが鳴沢台あたりへの登り口なのでしょう。
タンナトリカブト さらに先に進むと、ピンぼけですがタンナトリカブトが群生してました。そういえば、暮雨の滝を過ぎることから甘い香りが一面に漂ってましたが、まさにこのトリカブトの香りでした。※後日訂正、この香りは桂の葉です。

さて、分岐から坊ヶつるまではほとんど人と出会うこともなく、ポツポツと歩いて参りました。
   
ハチが蜜を吸っていた  蜂が一匹夢中になって蜜を吸ってました。 
坊ヶつるからの大船山登り口から2合目あたり いつもの大船山登り口から歩いて、だいたい2合目あたりでしょうか。本日は初心に返って、大船山正面(?)登り口からのリポートです。
4合目? 4合目あたりで、立中山(たっちゅうざん)からの道との分岐です。
足下注意 上の分岐のすぐ先には道が壊れかけてます。足下には気をつけて登りましょう。
5合目で一息 息が切れる頃がこの5合目です。9時頃はこのように気持ちの良い展望が開けてました。
紅葉の始まり ちょいとパノラマで。両サイドはすでに紅葉してますね。
6合目あたり 6合目あたり。紅葉がきれいなので写真をパチリ。実は口実で、タダ休みたかっただけ。
6合目あたりのザレ場 6合目あたり。足下が滑りやすいザレ場です。
7合目あたり 7合目になると、このような噴石(赤くて軽い岩)が増えます。これが見えだしたら、段原(だんばる)も近いですよ。
8合目の段原(だんばる) やっとつきました。段原(だんばる)です。おや、標識が新しくなったのですね。なんと大戸越がちゃんと、「うとんごし」となってます。びっくり。現地読みを優先するとはすごい!しかし、右はなぜか英語でMt.Taisen!ふーむ。
   
立派な標識 前の標識が風前の灯火というか、朽ちかける寸前だったので、喜ばしい改善です。
ややガスがかかっている 来た大船は見えましたが、肝心の大船山はガスの中でした。特に東からのガスが次々に押し寄せてましたよ。さすが台風の影響でしょうかね。
大船山直下の紅葉 大船山直下ですすむ紅葉の様子です。
 マムシ草 最後にこれまた秋の代表選手。マムシ草。鳴子林道に何本かあったのですが、その色で目立つこと目立つこと。 
   
 大船山コースタイム 
   



妖艶なタンナトリカブト
怪しさ抜群です。 
 
タンナトリカブト
  
 ストロボを焚かないとちゃんと撮れません。
 でもストロボを焚くともっと怪しく見えますね。 
 タンナトリカブト
 
 こちらは明るいヤマラッキョウ。
 
ヤマラッキョウ
  
 大船山山頂に咲き残ったマツムシソウ。
 マツムシソウ
  
 10月11日の大船山御池の紅葉です。今年は遅いのかな。
 御池
  
 ガスが10分かかっており、10秒間だけガスが切れて、御池を撮ることができました。 
 御池
 
  
 鳴子川右岸で、帰りがけに撮ったハガクレツリフネソウです。美しい。 
 ハガクレツリフネソウ
 
  台風が近づいているせいか、山頂はものすごい強風で、気温10度よりずった寒く感じました。私もですが、皆さんレインコートを羽織ってましたよ。9月10月の吉部コースの見物はやっぱり、ハガクレツリフネソウとタンナトリカブトですね。 眼鏡が壊れて昔の眼鏡を使用したためピンぼけがひどいのですが、ご了承ください。
 さて、登山とのお楽しみ、温泉です。本日は初めて訪れた九重町の炭酸泉。ここはちょっとやみつきになりそうです。


 さて、次回は2015年1月の厳冬期に牧の戸から中岳という真冬のくじゅうの山旅です。

 
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