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平成27年 冬の九重満喫 |
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2015年、平成27年になりました。お正月からだらだらとした生活を続け、このままではいけないと思いつつも、山に向かう気力が欠けつつありました。ところが、近くの書店で何気なく見つけた雑誌。このところ購入していなかった、西日本新聞社発行の「のぼろ」です。表紙を見て、ズガンと脳天にショックを受けました。おなじみの天狗ヶ城の山頂標識があるではないですか。しかも、エビのしっぽをつけて。
ウーム、車にチェーン巻いてまで行くか?などとうだうだしてましたが、第4土曜日が休みで、しかも晴天の予報。勇躍九重に向かいましたよ。
慣れない手で昔のやまなみハイウェイの料金所があった所でチェーン巻きです。かろうじて巻いたもののガタガタ音がします。仕方なく時速30キロ弱でそろそろと牧の戸に到着。着くと、なんと広い駐車場が8割方車で埋まってました。皆さん、考えは同じなんですね。娘に買ってもらった6本歯のアイゼンが役に立ちそうです。 |
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2015年1月24日(土) 天候:快晴 気温0℃ 山頂-2℃
超有名コースなのでデータは以下の通り 牧の戸発9:00 天狗ヶ城11:30
牧の戸着13:15
寒さのためiPhoneはおろか、GPSロガーも途中で電池切れを起こし、地図もなしです。 |
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まずは、沓掛山手前の展望台から雲海に浮かぶ阿蘇の勇姿です。昨年12月頃から中岳の噴火が続いているようです。 |
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沓掛山から今日たどる道を眺めます。左に三俣。中央に星生がどっしり構えています。 |
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沓掛の霧氷 |
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避難小屋手前の高台から久住山(右)と天狗ヶ城(左)の競演を眺めます。天気も最高。途中ですれ違った登山客から、「御池(みいけ)の氷はギンギンに凍っていましたよ。」などと言われ、「こうしてはいられない」という気分になり、思わず足が速くなりました。 |
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九重連山の盟主、久住山。今日は眺めるだけです。 |
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久住分かれから三俣山です。こちらもすっきり眺められました。(下山中には中腹以上はガスにおおわれてましたよ。) |
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久住分かれでくつろぐ登山者たち |
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さて、久住分かれからひとがんばりして、御池の畔に到着。すると、情報通りギンギンに凍っています。もちろん池の真ん中までしっかり歩けます。写真はS工業高校の登山部の皆さん。 |
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ここ掘れ、ワンワン。じゃなく、ここに御池の氷が見えると赤い登山服の方が教えてくれました。なるほど、分厚い氷が張ってました。『九重の自然と歴史』によると、御池は直径120メートル、水深3メートルとのこと。バリンと氷が割れたらおおごとですね。 |
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御池の東岸から避難小屋まで行き、そこから中岳へ向かいます。西風が寒い。しかし、あまり苦労せずに中岳到着です。振り返る感じで、左の久住山、中央下にはさっきいた御池、右には天狗ヶ城が見えます。 |
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おなじみ大船山の立派な山容です。平治岳奥には由布岳が見えますね。 |
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もちろん南には祖母山も。 |
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久住山のバックには雲海が。これぞ冬山って感じですね。 |
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天狗ヶ城到着です。写真を撮ったら、ダウンベストを着こんで、買っておいたパンを頬ばります。気温マイナス2℃ですが、風を受けるとさらに寒く感じます。 |
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白の世界
御池のバックの丘には慰霊碑が見えますね。御池の左後ろには馬洗い池。 |
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「のぼろ」に触発されて登った今回の山行。雑誌と同じものをパチリ。 |
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さっきまでいた中岳です。 |
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とにかく、空が蒼い。群青色というか、ちょっと黒く感じるほどの青空が本日のご馳走でした。 |
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久しぶりの冬の九重を満喫してきました。これほど天気の良い冬の九重は初めての気がします。また、新調したアイゼンのせいかもしれませんが、冬は雪で段差がないので、思った以上に歩きやすかったのが意外でした。緑のない世界はあまり好きではないのですが、これならたまには出かけてもいいかな?と思った次第です。
帰りには炭酸泉にじっくり入り、疲れを癒やして帰宅しました。
さて、次回は3月末の恒例行事。ユキワリイチゲとマンサク探訪です。 |
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