西4南北本・・・三俣山の紅葉







 九重登山のページ69
 

西4南北本・・・三俣山の紅葉

 
  2015年10月24日、先週あたりから三俣山の紅葉が最盛期を迎えているとのニュースがバンバン届いており、休みがとれない身としてはやきもきしてました。そして、本日やっとの事で土曜日に休みがとれ、大曲の駐車スペースへたどり着きました。朝6時10分です。もう満杯でした。

 やっとの事で1台分のスペースを見つけ、どうにか縦列駐車完了。心配していた空模様も完璧な晴天。気温も10℃と手頃。無風。にやにやしつつ、勇躍登山口に立つのでした。

 しかし、好事魔多し。本日もGPSロガーの調子がおかしく、途中途切れてしまいました。仕方なく、地図の半分は手書きです。(あしからず)
 
 2015年10月24日(土) 天候:快晴 気温:10℃ 全行程:4時間37分

大曲6:28発 - 三俣南峰8:20 - 三俣北峰9:08 - 三俣本峰9:42 - 大曲11:05着
 
 
今回のコース  
 2015年10月 三俣山の紅葉地図
 
すがもりへ 10月下旬、朝7時前の硫黄運搬道路の様子です。まだ、寝ぼけた感じの薄暗さですね。でも、駐車スペースは一杯。ということは日の出狙いの登山者がたくさんいるということでしょうかね。私の前にもすでに一人歩いておられました。
   
W峰からの眺め すがもり越えから西峰を経て、W峰へつきました。さっきいた西峰の向こうには硫黄山と星生山がくっきり立ってました。(当たり前か!)
本当に天気が良くて最高です。
W峰にある標識 W峰です。以前はなかった標識がありました。バックはもちろん大船山。
大鍋に降りる分岐点にて 南峰に登り、折り返していつもの北峰へ通じる道をたどりました。ずんずん降りるのが「もったいない」というか「どうかしてくれ」って感じです。
さて、ココは大鍋に降りる赤テープのある場所ですね。ここは写真を撮るだけにしました。本日は久しぶりに本格お鉢巡りです。(そのためわざわざ膝にはテーピング処置を施しましたよ)
   
北峰から見た眺め きつい北峰への登りに耐え、大鍋のそこからの嫌な本峰への登り返しにも耐え、どうにか本峰に到着です。今日巡った北峰の壁を振り返りました。
三俣山本峰の様子 三俣山本峰山頂です。写真では8名程度しか写っていませんが、もっと人はいました。ついでに言うと、私が降りる頃にはざっと100人以上の登山者と挨拶を交わした次第です。団体さんも多かった。やはり、九重のHPや地元ニュースで何度も取り上げられたせいでしょうね。三俣山凄い人気です。恐れ入りました。
   
大将軍(だいしょうごん) さて、場所は変わって、30年ぶりくらいに大将軍(だいしょうごん)にお参りしました。九重に登り始めた30年ほど前に一度だけ訪れて、以後は通過するだけでしたが、魔が差したというか、ついつい本日は寄ってみました。
大将軍 地元の人々に大事にされているお宮ですね。昔はこんな立派な祠じゃなかったし、鳥居もそこら辺にあるような木でできていたのを覚えています。
川端康成碑 手前にはノーベル文学賞受賞の川端康成先生の文学碑があり、「雪月花の時最も友を思う」と書かれている。これは先生が好きな言葉で、授賞式での記念講演でもこのフレーズに触れられたとのこと。
先生の波千鳥、まだ読んでいません。(失礼)
   
石碑 こんな感じです。ピクニックでもできそうな感じですが、ちょっと気が引けますね。それに、すぐ横を車がバンバン走っています。



山肌が秋色に染まっています
ススキ
北峰を眺める 
ススキの向こうに由布岳が見える
紅葉 
紅葉
小鍋の紅葉 
北峰の紅葉
 紅葉
 ススキ
秋のくじゅう
 
  さて、問題の紅葉ですが、実のところすでに盛りを越えていました。よって、本日の写真はちょいと色を濃くするように設定を変えました。実際は地図の5段下の写真程度の紅葉です。でもでも、やっぱり三俣山の紅葉はきれいですね。紅葉前線はすでに1300メートルを下ったとニュースは言っていましたが、まだまだ王者の風格を備えていました。特に、小鍋周辺と北峰周辺はすばらしい。
 もう一つ心に留まったのがススキ(薄)です。昔の天声人語氏である辰濃和男さんがこう述べてあったのを思い出します。「原野いちめんの尾花が西日をはじき返しながら波打つ風景は、しろがね色のたてがみをつけた獣たちの沈黙の行進を思わせる。」今日三俣山で写し取った薄はその言葉にぴったりの「沈黙の行進」を見せてくれていました。
 本日も、帰りは高濃度炭酸泉で疲れを癒やし、ミニペットボトルに猪牟田の霊水を汲んで帰りました。

 さて、次回は2016年春の恒例行事です。ユキワリイチゲさんに会えるかな。 
 
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