平成28年のミヤマキリシマ









 九重登山のページ72
 

平成28年のミヤマキリシマ

 
  九重のミヤマキリシマですが、今年は去年と違って花付きも良く虫害もあまりないとのこと。しかも開花はいつもよりハイペースと聞きました。6月上旬は行けそうにないので、5月第4土曜日に雨空をおして男池駐車場にたどり着きました。
 それにしても、梅雨に入ったかのような雨の降り方です。最初から雨具を着こんで、男池からソババッケ、大戸越(うとんごし)、平治岳といったいつものお手軽コースを選びました。前回は腰痛をかかえて山歩きをしたので、その後が大変でした。約1週間の安静期間ならびに治療を経て、どうにか山歩きができるようになった次第で、歳はとりたくないものです。
 
 2016年(平成28年)5月28日(土) 天候:雨  気温:15度  総行程:5時間28分

男池園地入口 7:32 - (52分) - ソババッケ 8:24 - (57分) - 大戸越 9:21 - (43分) - 平治岳本峰 10:04 - (53分撮影含む) - 大戸越 10:57 - (63分食事含む) - 男池園地入口 13:00
 
 今回のコース 
 2016年 ミヤマキリシマ地図
 
ヨウラクツツジ 園地入口と公衆トイレの間にヨウラクツツジが咲いていました。さい先が良い感じです。(雨が降っているので少しでも気分を上げたい一心です。)
ソババッケ いつものようにかくし水でのどを潤し、ソババッケで深呼吸をして、いよいよ大戸越への登りです。振り返ると、ソババッケが墨絵の世界になってました。
ソババッケから大戸越への登り しばらく登って、給水タイム。登ってきたところを振り返りパチリ。森のおかげで雨はそれほど体にかかりませんが、もやっています。気温は15度で、雨具を着ているとちょっと暑い程度です。 
さて、ここで変な鳥の声を聞きました。最初子犬の鳴き声かなと思ったのですが、「ホイホイホイ」と短く高い声です。これが「月日星」となくサンコウチョウだったら凄いのですが...?
   
ミヤマキリシマ 大戸越(うとんごし)到着。ガスがちょっとだけ切れかかっています。ピンクがきれいです。
ホトトギスとウグイスが競うように鳴いてました。まさに夏と春の縄張り争い。
ミヤマキリシマ 気分があがってきました。上り優先路を少しあがると、ガスが切れてすがすがしいミヤマキリシマのピンクが楽しめました。
 マイヅルソウ  マイヅルソウも姿を見せてくれました。ラッキー。ピントが下の花にいってます。(本日はマクロレンズなしです)
ミヤマキリシマ しかし、天は甘くはありません。またもやガスがかかりだし、平治岳西峰あたりのミヤマキリシマ。きれいなんですが、ちょっと残念です。梅雨間近の空模様(雨やガス)とミヤマキリシマはお互い相性が良いのでしょうが、撮影の立場からすると困りものです。
   



  大戸越からの登山路で出逢った最初のミヤマキリシマです。
ミヤマキリシマ
  
 その近くにはマイヅルソウとイワカガミがひっそり咲いていました。 
 イワカガミ

ガスが切れた瞬間のミヤマキリシマ
 
ミヤマキリシマ
 
   
 これは平治岳本峰から西尾根に降りたいつもの地点です。
ご覧のようにまだつぼみもあります。この様子では6月上旬がやっぱり見頃なのでしょう。
 ミヤマキリシマ
  
 晴れていたらさぞかしきれいでしょうね。(ないものねだり)
ミヤマキリシマ 
  
 ガスがかかっていてもきれいなものはきれい。
 ミヤマキリシマ
 
  
 平治岳本峰の標識付近のミヤマキリシマ。奥がガスで煙っていて幻想的!(と勝手に決めつけています) 
 ミヤマキリシマ
 
  大戸越付近のミヤマキリシマはほぼ満開、山頂は5〜6部咲きでしょうか。山頂はつぼみがかなりあり、これからが楽しみです。6月の上旬がベストでしょう。
 さて、途中触れましたが、今回は鳥の声がたくさん聞かれました。ミソサザイ、ツグミの仲間、そして「ホイホイホイ」と鳴く鳥(サンコウチョウ?)、春鳥の代表ウグイス、夏鳥代表のホトトギス、カッコウ、ジュウイチ、ツツドリ、大戸越付近ではトラツグミなど数え切れないほどです。カッコウは山頂の中間部で大きな声で鳴いていたので近づくと、バサバサといった感じで飛んで逃げてしまいましたが、その勇姿は眺めることができました。結構大きい鳥ですね。 
 本日はどちらかといえば楽なコースだったので、腰痛もひどくはなくホッとしてます。それにしても、梅雨間近ですね。

 さて、次回は真夏の縦走です。牧の戸から中岳、鉾立峠を越えて、坊がつるキャンプ場で一泊。翌日は雨ヶ池から長者原といったロングコースです。
 
 
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