2017年、平治岳東尾根からミヤマキリシマ









 九重登山のページ76
 

平治岳東尾根からミヤマキリシマ

 
  2017年、梅雨の合間の五月晴れ。まさにこの五月晴れを利用して平治岳のミヤマキリシマを見てきました。翌日からは雨続きと聞いたので、この日が2017年におけるミヤマキリシマの見納めかも知れません。皆さんも同じ考えだったようで、山頂は平日にもかかわらず、土日の賑わい。
 男池駐車場は7時30分で満車状態で、どうにか駐められましたが、予想以上の登山客の数です。普通ならばソババッケから大戸越(うとんこし)経由となるところを、本日は初めて利用する「平治岳東尾根コース」です。話によると大変な急坂らしいのですが...。
 
 このところガーミンちゃんをおろそかにしていたら、なんと電池切れを起こしてしまいました。よって、本日のデータはでたらめです。

2017年6月9日(金) 天候:快晴  気温:16℃くらいかな
男池駐車場7:50  駐車場帰着12:45
 
今回のコース  
2017年 平治岳東尾根からミヤマキリシマ地図 
  久しぶりの手書きです。
東尾根の感じはこんなものでしょう。
平治岳本峰から南峰までは往復です。
 
ソババッケ手前の分岐 ソババッケの30〜50m手前の右折場面です。テープや標識は全くありません。
分岐 このように木がゴロンと寝転んでいる場所が起点です。

途中、木に巻いてある赤テープの古さから結構古くから使われている登山路のようです。踏み跡はしっかりしてます。だが、傾斜が急。雨のあとは避けたいルートです。
   
平治岳東尾根 東斜面なので朝は明るい登山路です。ところどころ赤テープが。
きつい登り 中腹を過ぎるとミヤマキリシマが見えてきました。奥には黒岳が見えました。
鳥の声が賑やかです。夏の代表、カッコウにツツドリ。ミソサザイ、オオルリ、シジュウカラ、それにイカルの声がしました。ちなみにオオルリは上の台の林で鳥好きそうな方から教えてもらったもの。
   
北大船山方面が見える ハーハー息を切らせつつ、給水しつつ登っていると、前方が明るくなり「あっ、頂上が近いのかな?」と思わせておいて、実は尾根道がちょっと右へずれて、北大船の峰方面が開けてました。残念。
展望台らしきところから北大船山を望む 8合目あたりになるでしょうか。展望台がありました。北大船の峰がすっきり見えます。ちょっとだけピンク色。
東尾根と北尾根の分岐 いよいよ山頂付近です。この写真は振り返って見たシーンです。分かりにくいのですが、下り道が2つに分かれており、左は平治岳北尾根(はしごが撤去されたルート)で、右が今日利用した東尾根です。
東尾根を振り返る 平治岳本峰到着です。振り返ると、遠く由布岳が見えます。
ミヤマキリシマ さて、三俣山方面の景色は...。絶景です。
ミヤマキリシマ ちょっとカメラを、というかiPhoneを左に振るとこの通り。
ミヤマキリシマ 本峰のミヤマキリシマ
ミヤマキリシマ 本峰から見た由布岳



ミヤマキリシマ
 ミヤマキリシマ
 ミヤマキリシマ
 ミヤマキリシマ
 三俣山とミヤマキリシマ
 何?
 
 なにもいうことがないほどの満開のミヤマキリシマを堪能しました。ひさしぶりの快晴の下のベストオブミヤマキリシマです。今年は虫害も少なく、最高でした。しかし、東尾根はきついきつい。苦労して登ったために、下りで出逢ったこれから登山する人たちには偉そうに「お疲れ様です。」とか「山頂はミヤマキリシマが満開ですよ。」などと上から目線でもの申してしまいました。すみません。
 しかし、山頂の人混みは何だろう。苦しかったけど、やっぱり東尾根を利用して正解だったかもしれません。大戸越まだ通常ルートを行っていたらどれだけ離合に時間がかかっていたか知れませんが、しかし昨年との比較では10分程度しか差はありません(去年は雨模様の登山で、人は少なかった。今回は昨年の3〜4倍の人混みのようで)。急傾斜とクロボクを考えると通常ルートが正解かな? それともやっぱり東尾根で正解だったのかな?分かりません。


 さて、次回は11月の三俣山。とくれば紅葉登山ですね。
 
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