紅葉の三俣山お鉢巡り










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紅葉の三俣山お鉢巡り

 
  2018年10月21日 先日の大船山東尾根から8日後、やっぱり「紅葉真っ盛り」のニュースに矢も楯もたまらず、今回は三俣山に出かけました。三俣の紅葉をお手軽に楽しむには大曲を拠点とするに越したことはありません。 
 当日朝6時半頃着いたのですが、すでに駐車場はもちろん、ズラーッと路上駐車の列が!どうにかその端っこに駐められて出発することができました。多くの心あるドライバーの皆さんは、やまなみハイウェイの元料金所跡地に駐車されていました。
 さて、本日は快晴のもと、新調した登山靴に足が慣れてきて、大曲からすがもり避難小屋まで、ずんずん進んで参りました。
 
 2018年10月21日(日) 天候:快晴 気温:大曲2℃ すがもり10℃  全行程:5時間36分

大曲6:52 - 硫黄運搬道路行き止まり7:29 - すがもり避難小屋7:50 - 三俣山西峰8:15 - 三俣山本峰8:42 - 三俣山北峰9:22 - 三俣山南峰10:22 - W峰10:48 - すがもり避難小屋11:35 - 大曲12:28 
 
 今回のコース 
 2018年10月21日 三俣山お鉢巡りと紅葉地図
 
 立体地図 カシミール3D カシバードで作成 
 立体地図
 
三俣山 大曲登山路から硫黄運搬道路に入って目に飛び込んできた本日のメインイベンター「三俣山」
まだ、太陽が昇りきっていません。
泉水山 三俣山が影を落とす泉水山方面です。ここも少しずつ紅葉が始まっているようです。
すがもり越えから三俣山登山口 すがもり避難小屋到着です。
ご覧のような快晴で、朝の気温はまだ2℃ほどです。すでに多くの登山客が登山路に取り付いていました。
三俣登山路から見た中岳方面 三俣山西峰への登山路途中の風景。北千里が浜と奥の右手から星生崎、久住山、天狗ヶ城、中岳のオンパレードです。
西峰から見た湧蓋山 さて、一汗かいて西峰到着です。湧蓋山方面を眺めると万年山や遠く英彦山まで見えました。
西峰から見た中岳方面 西峰標識とバックに久住山・中岳方面。
西峰からW峰方面を眺める 西峰からW峰手前の分岐方面を眺めました。中央右手がW峰ですね。本峰や南峰そして北峰はここからは見えません。
本峰からの急な下り 本峰は写真なし。本峰から北峰への急な下りです。枝や虎ロープにしがみつつ、慎重に降りました。
本峰から降りると、これまた景色が変わって、三俣山の紅葉の真骨頂が味わえます。
三俣山北峰到着 景色にうっとりしつつ、北峰まで登りました。このお鉢巡り時計回りは初めてです。奥に由布岳が見えますね。
北峰から大鍋の底を眺める さて、北峰からの下りがちょっと大変でした。特に、北峰直下の下りでちょいと道を間違えて崖下に下りかけ岩登り気分を味わってしまいました。これはおかしいとすぐ気づき、登り返して無事正規ルートをたどった次第。情けない!
さて、これは小鍋付近を過ぎたあたりから見下ろした坊ヶつるキャンプ場です。10張りくらいテントがありました。

   
三俣山南峰からみたW峰と本峰 小鍋から急登を登って、ヒーヒー言いながらどうにか南峰に着くことができました。
南峰手前でとったのがこれ。左手にこれから登るW峰、右手に8時40分過ぎにいた三俣山本峰。
三俣山南峰 南峰1743mです。ここは大船山平治岳方面、南に祖母傾方面の絶好の展望所です。
南峰でちょこちょこさまよっていた人たちが「お鉢巡りの道がわからない」というのを聞き、すぐさま「それなら教えましょう」としゃしゃり出て、「南峰を本峰方面に降りると、約60m先に右手に分かれる道があるので、それがお鉢巡りの道です。」と伝えました。果たして60mかどうかは定かではないのですが...。現在は標識が取り払われてますね。
   
三俣山W峰到着 バックは大船山 さて、南峰からW峰に到着です。ここがどうも三俣山の中心点のようです。西峰から登った先、W峰手前の分岐点がまさに中心かな。
本当は大鍋で360度画像を撮りたかったのですが、小鍋を過ぎ、大鍋への下り道を見てみると結構な下り。即、事前の計画を取りやめました。その代わりW峰で360度写真を撮りました。
   
コケモモ  下山途中、三俣山西峰横にてコケモモ発見。この日はマクロレンズをもってきていなかったのが残念。 
崖崩れ さて、すがもりで軽い昼食をとったあと、下山にかかりましたが、一点、硫黄運搬道をの一部がこのように崖崩れを起こしていました。テープ部分を避ければ、十分安全なのですが、覗いてみると結構な崖ですね。



下は九重青少年の家から長者原に至る道で見た紅葉進む三俣山  
朝の三俣山

次の2つは三俣山本峰から見た大鍋と北峰 
三俣山北峰の紅葉 
三俣山の紅葉 

本峰と北峰との鞍部(コル)から見上げた北峰西部の紅葉 
鞍部から北峰西部の紅葉を眺める 
北峰から降りて、小鍋方面を眺める 
小鍋と大船山を眺める 

次は北峰からの眺め。一番下は北峰直下の岩場。 
 
三俣山紅葉 
大鍋を見下ろす 
小鍋の小ピーク 
 
下は北峰直下の岩場から見た景色
 
北峰直下から来た道を振り返る。 
紅葉真っ盛り 
  
小鍋の景色
小鍋 
大船山をバックに

途中で見たリンドウ 
 
リンドウ

南峰で見た大船山。紅葉が進んでいる様子。 
大船山 

南峰から見た久住山方面 
南峰からの眺め 
 
南峰から降りて、W峰へ向かう途中のテラスから見た風景(北峰)
テラスから見た北峰 
  「やはり来てよかった。」が率直な感想です。2018年の紅葉は昨年の残念な結果とは大違いで、満点に近いのではないでしょうか。三俣山の紅葉は本峰や南峰からだけでは実際のところ堪能できないのではと、思ってしまうほど北峰からの眺めは最高でした。
 この日は下山の時刻が早かったので、「山里の湯」に寄ったのですが、おかみさんに「すがもり小屋は賑わってましたよ」と伝えると「三俣山のお鉢巡りあたりはきれいでしょうね。」と言われ、「今日行ってきました。」と報告。「それはよかった。」など四方山話をした次第です。
 ご存じの通り、山里の湯は元々すがもり小屋の経営者が営んでいる温泉です。思いっきり炭酸泉で疲れを吹き飛ばしてきました。
 それにしても、今年の山の紅葉は本当にきれいでした。満点!紅葉の360度画像をRICOH THETA SCで撮りましたので、こちらもお楽しみください。 

 さて、次回は2019年2月の冬の牧の戸から中岳往復の山旅です。久しぶりに御池の上でスケートを楽しめるか?
 
 
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2018年10月21日三俣山お鉢巡り1 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
 
2018年10月21日三俣山お鉢巡り2 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
 
2018年10月21日三俣山お鉢巡り3 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA




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