|
|
バスでさくっと大船山 |
|
2019年の体育の日はやっぱり晴れの特異日で、東日本に猛威を振るった台風19号も東の空に去り、どうにか楽しい登山が楽しめる事となりました。
今回は趣向を変えまして、反則技というか文明の利器を大いに活用しました。平たくいえば、竹田市観光ツーリズムが行っている「大船山観光登山バス」なるものを試したわけです。今年の運行日は4月27日から11月17日までで、片道1000円。往復2000円と大したものです。しかも、予約が必要で、前日の正午までに当該協会久住支部に連絡をすることになっております。私もどうにか前日に予約が取れました。
七里田温泉の2km瀬の本側にあります、社会福祉法人「博愛会」が運営する農産品や遊具施設のある「パルクラブ」内の「大地の湯」という温泉施設の前にバス停があります。無事予約できた人は、この「大地の湯」の中の券売機で乗車券を購入し、7:30,8:30,9:30のそれぞれのバスに乗り込むこととなります。私は8時30分のバスにしました。
板切の集落から山に向かってバスは進みました。ほぼ専用道路みたいな細い道を結構スピードを出して、ぐんぐん登ります。さらにフェンスを開けて、バス専用道を進み、20分で池窪バス停に到着です。さてさて、私の知っている板切分岐までどのような感じなのでしょうか。楽しみです。
そうそう、バスでの乗車中、大きな角のある鹿が道路を横断しました。登山の途中には、そいつの声(キューン)がもの悲しく聞こえましたよ。 |
|
2019年10月14日(月)体育の日 天候:晴れ 気温:16℃ 全行程:3時間55分
※なんと大船山山頂まで2時間切り、1時間59分!
パルクラブ「大地の湯」バス停発 8:30 - 池窪バス終点 8:51 - 板切分岐(入山公墓入口) 9:22 (発着所から30分) - 御池 10:36 - 大船山山頂 10:50 − 入山公墓 12:16 - 池窪バス終点 12:46 |
|
今回のコース |
|
|
|
パルクラブ内にある「大地の湯」は8時15分にならないと開きません。券売機はこの中にあるので、ちょっとばたばたします。
トイレは外にもあります。 |
|
温室がたくさんあり、野菜や果物が育てられています。残念ながら、辺り一面肥料のにおいが充満しております。 |
|
登山バス利用者への注意書きです。往復で2000円です。
(2022年現在、3000円)
<要予約> |
|
パルクラブの全体図です。地図上でいえば、左手奥のPが登山バスを利用する人用の駐車場です。歩いて2〜3分程度です。 |
|
バスの正式名称は「大船山・入山公廟登山バス」だそうで、なんだかいかめしい。 |
|
これがそのバス。10人乗りです。乗るときにこちらが氏名を言うと、バスの運転手さんは手にした名簿で確認をしていました。さらに、乗車券にスタンプを押してました。 |
|
途中でこのようなフェンスがあり、一般車は通れません。この近くで鹿を発見。
このあたりの原野はススキだらけで、天声人語の「(薄が)」というフレーズを思い出します。 |
|
20分で池窪終点に到着しました。直径20m程度の広場がバスの発着場で切り返しができるようになっています。
また、ご覧のように3カ所ベンチがあり、ゆったりバスを待つことができます。 |
|
登山路入口には案内図があります。 |
|
さて、登山口です。しばらくはなだらかな道が続きます。 |
|
南面の水平歩道をトラバース気味に進みます。 |
|
途中で開けたところがあり、板切方面の原野を望むことができました。 |
|
30分でおなじみの板切分岐に到着。 |
|
この写真の中央の標識には、来た道がバス待合所方面で、写真左手に降りると岳麓寺・柳ヶ水方面とあります。 |
|
御池につきました。残念、紅葉はまだこれからでした。あと2〜3週間後あたりが盛りでしょうか。 |
|
大船山山頂で早い昼ご飯を食べ、入山公墓に戻ってきました。 |
|
入山公、中川久清はこんな顔だったんですね。左は人鞍で、これに担がれて登ったそうです。 |
|
|
|
|
|