謎の道











謎の道


 迷ったときは元来た場所へ戻る。それは長者原でも言える。ちょっとした慢心から、これでも泉水山へ行けるのではという勝手な思い込みが1時間30分ものロスを生んでしまった。




謎の道の地図 
 砂防ダムへの地図



運命の分かれ道  そう。この長者原キャンプ場の入り口から約20m先の分岐で気づくべきでした。
ここに気づかずに左へ行くと...。 
長者原キャンプ場裏手の道  コンクリートの道が南へつながっている。
 裏手の十字路  十字路へつく。この時点でもまだ疑っていない。(あほな私)
左の道へ100m行くと別荘地が広がっている。右へ行っても時計回りで戻ってきてしまう。(ちゃんと踏査した...)
正面の道を行くしかない。(ただし、関係者以外立ち入り禁止とうっすらと書いてある)
 別荘地奥のコンクリートの道 突き当たりは立ち入り禁止区域。左手に立派なコンクリートの道と車止めが! 
 どこへ通じる道? 傾斜は急だが、何となく泉水山方面へ行く感じに見える。 
 草が生い茂る平坦な道 10分上り詰めると、コンクリートの道は消えて、20cm程度の草は生えているものの、車も通れるくらいの平坦な道が続いている。あくまでも脳天気な登山者(私のこと)はずんずん元気よく進んでいく。 
 まさに高原の朝 おおっ、7時の三俣山。すっきり晴れて絶景だ。長者原の雰囲気も「高原の朝」そのもの。
 由布岳も見える 由布岳もうさぎの耳を見せていた。(西峰と東峰)
 泉水山が上に見えるぞ。ということは? 所々、山水を逃がすためか逆三角形に1mほどの溝が切ってある。 「気持ちいい道だ。でも山へは登っていないな。歩き出してもう1時間か。こうなったらどこへ行くか探査だ!」と独り言。
 見上げると青空 ついに到着。これ、平地に見えますが、25度程度の斜面を見上げたところです。どうも上泉水山の手前の所の崖の下あたりです。
堤防に平成18年・19年とあり、治山と書いてありました。ガーン!砂防ダムでありました。いくら景色がいいとは言っても、砂防ダムへの登山はつらい!
そのまま、ここでハイキングという手は即あきらめ、てくてく元来た道を戻りました。結局1時間45分もかけて砂防ダム探査を終えました。ふー、疲れた。
 謎の道 ということで、本日の登山を危うくあきらめかねないほどに力を使った私でしたが、気を取り直して正規の登山路をたどり、ココヘ戻ってきたのです。
上泉水山を通過して 大岩前まで来ると、くっきりと朝のお散歩コース(?)が山裾に刻まれていました。
 上から見下ろすとこんな感じ さて、これは上泉水山手前の登山路から足下を見下ろした所に、先ほどまでいた砂防ダムが見えました。結構歩いたなぁ−! 




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