2024年春 恒例の足慣らし兼花探訪







 九重登山のページ114
 

2024年春 
恒例の足慣らし兼花探訪

 
 2024年3月、いつものコースで今年初の山登りです。それにしても今年は3月に入ってから寒の戻りやら雨続きなどでソメイヨシノの開花がずいぶんと遅れました。そして、この日3月27日に福岡にて開花宣言がなされました。更にこの日は「日本さくらの会」によって1992年に「さくらの日」と制定されております。なんとこれ、語呂合わせでサクラにかけて3✕9=27だから3月27日にしたそうです。いえ詳しくは知りませんので、興味のある方はご自分でお調べください。
 お天気にも恵まれました。この日を挟んで雨マークが続いておりますが、この日は快晴。朝立ち寄ったセブンイレブン日田高瀬店の軒先にはもう燕が巣を作り、慌ただしくしておりました。それにこのあたりでは桜がすでに3部咲きのようです。今年はなんだかソメイヨシノも調子がでていないのかな?
 車を一番水あたりに停めまして、うぐいすの声を聞きながら朽網分かれへ向かいました。風もなく気温6度ながら、だんだん汗ばんできました。
 
2024年3月27日(水) 天候:快晴 気温:6度 のち12度 総行程:3時間1分

一番水 8:01 - 佐渡窪 - 一番水 11:02


 
今回のコース 
鍋割坂ですが、なんだか標識になっている杉の文字がハングルっぽくなってますね。
もともとの鍋割坂の標識は静かに眠っています
仏像に手を合わせました。本日の天気にも感謝です
 
 
歩を進めて、佐渡窪を見下ろすと様子が変です。あれ、池になってますね。はじめて雨天時の迂回路を使いました。初めてのルートは楽しい。 
 
 
 
 
 
 
 
さて、佐渡窪のマドンナにご挨拶を、と思っていたらなんと。完全に終わっていました。というより、もうこの木はだめかも。
 
 
ほとんど裸木となったマンサク。青空が染み渡ります。 
 
 
立中山(たっちゅうざん)方面には霜が降りていてきれいです。 
 
 
めげずにあたりを見渡すと、30mほどの近さに満開のマンサクの木がありました。ラッキーです。 
 
 
 
 
遠くのマンサクを撮ってみました。なんとなくボーッとしていて春らしくていい感じ。 
 
 
一番水に戻り、籾山八幡社へ。しかし、こちらのユキワリイチゲは終わりかけでした。 
 
 
福寿草は花期が長い。まだまだ元気でした。 
 
 
 
 
根回り11mもある大ケヤキ。御神木にふさわしい貫禄です。 
 
 
そして、最終目的地である男池につきました。男池園地からかくし水までの散策です。まずはハルトラノオ。これが可愛い。 
 
 
 
 
しかし、お目当てのユキワリイチゲがなかなか見つかりません。結局、この日見つけることができたのは2株のみでした。残念。 
 
 
岩にへばりついて懸命に咲いてました。健気です。 
 
 
生命の息吹を感じてパチリと撮りました。 
 
 
アオダモの木の下にひっそりと2株咲いていました。登るときには全く気づかなかったのですが、他の登山客の方たちに教えてもらいました。 
 
 
 
 
 
 佐渡窪のマンサクについては土砂の流れ込みなどで根元がぐしゃぐしゃになり、マンサクにとっては生きづらい環境になっているようです。いつもの木道が完全に水没していて、私にとっては初めての景色でしたのでちょいと得して気分です。
 男池のユキワリイチゲはなんだか難しい状況のようです。2009年くらいから足を運んで来ましたが、株数が本当に減っています。もしかしたら鹿の食害?数年前の土石流のせい?悲しいくらい寂しいです。もはやこの付近でユキワリイチゲを探すのはお宝探しに近いのかもしれません。
 
 佐渡窪で出会った春の小川(ビデオ)
 
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