台風12号との闘い











 九重登山のページ81
 

台風12号との闘い

 
  2018年8月1日。台風12号が史上まれな東から西へのルートをたどり、7月29日は九州地方は厳戒態勢をとりました。しかし、予想ほどには被害は出ず、ホッとしたのもつかの間、早めの帰省をした息子との九重キャンプ&登山がなかなかできません。ライブカメラで長者原の天気を見ていても、三俣山はガスっています。下界では雲はあるものの30度を超える晴天なのに。
 台風をやり過ごすこと2日。3日目の8月1日に出かけることにしました。目安は坊ヶつるでテント泊をして、翌朝に大船山にでも登ろうと話し合っておりました。しかし、長者原に近づくにつれ雲が厚く垂れ込め始めました。二名とも意気消沈しながらも、元気よく雨ヶ池コースをたどりました。出発して30分ほどで雨が...。仕方なく、レインコートを着こみつつ、坊ヶつるへ。なんと、ついたとたんに土砂降りです!避難小屋にてしばし休憩。はてさて...。 
 
  2018年8月1日(水) 天候:雨  気温:20度 13:40長者原発 − 15:10雨ヶ池 − 16:00坊ヶつるキャンプ場着


8月2日(木) 天候:曇り  気温:20度

7:40法華院温泉前出発 -  8:30すがもり越え - 9:40硫黄山道路チェーン手前着 
 
 今回のコース 
台風12号との闘い地図 
 
サワギキョウ タデ原(わら)にはサワギキョウがたくさん咲いてました。
アサギマダラ フジバカマにはまだアサギマダラが群がっていましたが、ピークは過ぎたと思います。
坊ヶつるキャンプ場 避難小屋で30分くらい待つと、雨が小降りになったので急いでテント設営。我々のも含めて3張りでした。
晴れているようだが、実はガスにおおわれている 坊ヶつるキャンプ場の夕暮れ
この通り、ガスだらけ 遠くに法華院温泉山荘が見えます。5時に風呂に入りに行きました。もちろんビールもゲット。



夕焼け
硫黄山 
硫黄山 
気圧配置図 
 
 上記の気圧配置図を見てください。台風12号のせいで、計画が全くのおじゃんです。九重を含む山地では台風が南からの湿った雨雲を供給し、ふもとでは晴れていても、山頂は雨の状態が続きました。8月2日はすがもり越えでそそくさと帰りましたが、硫黄山道路までくると、三俣山山頂が見え始めたので、2日の午後すぎからはきっと楽しい山旅が楽しめたことでしょう。
 今回は地図でお分かりの通り、コンクリートの鉱山道路を歩くのをサボって、私が空身で車を取りに下山し、車でチェーンの手前で待っていた息子を迎えることにしました。(ちなみに、息子のザックは20キロをこえてましたので)
 それにしても、坊ヶつるのあたりが一番雨が多かったみたいで、他の場所ではそれほどぬれなかったところを見ると、まるで「山を甘く見るなよ!」とおしかりを受けているかのようでしたね。


 さて、次回は9月中旬の吉部から北大船山の山旅です。大船山はスルーします。またタデ原の野草観察も。 
 
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