お気に入りのマンサクとユキワリイチゲに異変が!







 九重登山のページ109
 
 

お気に入りのマンサクとユキワリイチゲに異変が!

 
 今年初の山行は相変わらずの「佐渡窪のマンサク詣で&かくし水のユキワリイチゲ詣で」と決めていました。どうにか花粉が減りつつあり、かつ花見には出かけないであろう時期を探して、本日のハイキングとなりました。
 天気は上々、気温も12度と登山日和でした。外界で花見が始まる頃にこの2つの花を愛でるのがこのところの慣例となっていました。しかし、佐渡窪にある「みんなのアイドル」ともいうべき佐渡窪中央にある株に異変がありました。ちょっとショックです。
 
2023年3月27日(月) 天候:晴れ 気温 3℃(瀬の本レストハウスにて) 12℃(鍋割峠にて)
全行程:2時間51分

一番水 7:11  - 佐渡窪 -  一番水 10:02
 
今回のコース 
久しぶりの山行ですが、マンサクに早く会いたくて足がスイスイでます。そして、今回は手前の登山口からはいりました。
 
 
朝日がいい感じで入っています。ここはまだ鍋割坂にははいっていません。
いつもの「鍋割坂」の標識を見落としたまま、いつの間にか観音様?のところへ到着。あれ、いつの間にかどなたかの手により昔のように岩の上に鎮座していました。 
鍋割峠の様子。岩の重なりが石畳のようで気に入ってます。
はて、土石流に埋もれていた木道が高さを変えて新設されていました。ただし、上の木道は昔の材をつかってますね。
 
さあ、問題の地点です。、お気に入りのアイドルとも言うべきマンサクの幹が完全に腐っていました。なんということでしょう!残りの3つの幹は大丈夫なのですが。お陰で今年のマンサクはやや寂しいものになってしまいました。 だんだん弱ってきているのが心配です。
 
 
まあ、それでもきれいなものはきれいなのですが。 
 
 
 
 
 
再び鍋割峠に向かう途中で、振り返りつつ佐渡窪のマンサクを鑑賞しました。 
 
 
 
 
鉾立峠方面を眺めました。 
 
 
そして、上りに見落としていた鍋割坂の標識が見えました。これもかなりの年季が入っていますね。でも頑張っています。 
 
 
下りは正規の登山道入り口にたどり着きました。 
 
 
さて、そこから車でぐるっと男池まで移動です。男池の入り口は管理する人がいなかったので、所定のところに100円入れて、この男池に。相変わらず澄み切っていてきれいです。 
 
 
かくし水の途中にはシロバナネコノメソウが至るところにありました。この時点までは天気はマアマアだったのですが、少しずつ雲が厚くなりだしました。晴れないとユキワリイチゲは花を開かないのですが。 
 
 
 
 
ハルトラノオ 
 
 
土石流で昔の牛止めの柵がなぎ倒されています。 
 
 
かくし水です。水量は減っていますが、きれいな 波紋が広がっていました。
 
 
さて、肝心のユキワリイチゲですが、有り体に申し上げると本日面会できたのはたった4株だけでした。しょぼん。
 
 
しかも、太陽が出ておらず、しかもややひんやりしており、殆どが蕾の状態です。 
 
 
なんとか少しだけ開きかけの株を見つけました。ラッキー! 
 
 
 
 
これが冬季の男池入り口です。この赤矢印のとこに100円を投下する穴があります。 
 
 
 
 
 今日感じたことは、地球温暖化のせいかどうかわかりませんが、マンサクの開花はどんどん早くなっていますね。それにしても、お気に入りのマンサクの木が衰弱していくのを見るのは悲しかったですね。
 桜もマンサクも開花が早いのなら、同じくユキワリイチゲも...と思っていたのですが、こちらはまだまだこれからのようで、ほとんど葉っぱばっかりでした。
 もう一つ気になることは、かくし水までの登山路に極端にバイケイソウとヤマシャクヤクの株が増えていることです。ユキワリイチゲやアズマイチゲの株が減っています。一つには2020年の梅雨末期の大雨による土石流で植生地がえぐられてしまったこともあるのかもしれませんが、ヤマシャクヤクは昔はこんなになかったと思っています。まさか、人の手で増えているとは思いたくないのですが...。
 とまあ、いろんなことを考えつつ、相変わらず地元の豆腐店で豆腐や厚揚げ、生椎茸をゲットし、玖珠の道の駅(正式には「道の駅 童話の里・くす」です)に寄り道をして辛子椎茸などを購入し、夕餉の一品とした次第です。この十数年ほぼ同じ行動ばかりしていて恥ずかしい。 


 さて、次回はゴールデンウィークの平日にでかけた吉部から大戸越経由大船山周回コースをご紹介します。目当てはあの花ですよ。
 
 
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