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泉水山から黒岩山、さらに中岳御池周遊2
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長者原→下泉水山→上泉水山→黒岩山→
(今回はここから)牧ノ戸→沓掛山→中岳御池→スガモリ越え→長者原 |
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カラ元気を振り絞り、牧の戸登山口からまなじりをあげて、コンクリートの登山路を一歩一歩進みました。が、その姿は他の人から見たら「たったこれしきの道を汗まみれになって!まだ、山登りははじまったばかりだよ!」と声をかけたくなるものだったでしょう。それにしても、天気が悪くなりつつあったせいか、下山者が多い。「まだ12時前ですよ。」といいたくなるものの、山の天気を甘く見ているのは私のほうか!いつもは満車のはずの駐車場もかなり空きが目立っている。
皆さんきちんと山の鉄則を守っていらっしゃる。朝の早いうちから登って、展望を楽しみ、余裕を持って帰る。今日は私はこのルールを無視してます。
黒岩山までは一人も登山者に会わなかったのに、さすが久住山。40〜50人の人たちと「コンチワー」と挨拶を交わしながら登っていきました。 |
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2008年(平成20年)7月26日(土) 天候: 午前中 晴れ、午後曇り 気温:21℃から25℃ 実行程時間7時間55分(休憩含む)のうち後半
牧の戸登山口発11:46 −(1時間48分) − 避難小屋13:35 − (30分) − 御池14:05 − 御池発14:20 − (1時間5分) − スガモリ越15:25 − (1時間) − 長者原16:25 |
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沓掛山直下から先ほどまでいた黒岩山を振り返る。
気温は21℃。雲がかかっているせいか、涼しく感じる。 |
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星生山との分岐付近の登山路に咲いていたノハナショウブ。 |
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すぐ横にはイヨフウロがかわいらしい姿を見せていた。
このあたりでパラパラと雨が降ってきた。あわてて雨具を羽織るも、大した雨ではなかった。
アミノパーフェクトをもう一包スポーツドリンクで流し込む。後で考えてみると、本日は500ml入りの飲み物を4本と水筒の水1.5lを全部飲み切った。 |
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久住分かれを過ぎて、中岳へ行くためにやや左よりの道を行く。ノリウツギの花が至るところで見られた。 |
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中岳登山路途中から見た天狗ヶ城。このあたり、筋肉疲労のピークのため休み休み進む。 |
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ノリウツギの群落。 |
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空池。14時近くなるとほとんど人がいなかった。先ほどのノハナショウブの群落付近から後先になりつつ登ってきたご夫婦は久住山に行ったようだ。 |
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中岳と久住山の分岐。雨雲が少し切れかかっている。 |
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御池(みいけ)到着。今回は通常ルート以上に歩いたせいか、筋肉疲労が激しく、天狗ヶ城から中岳の登山は断念。御池のほとりで行動食を取る。 |
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静かな御池のほとり。 |
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御池越しに中岳。 |
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時々波紋が広がる。 |
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さて、下山だ。星生崎が雄々しい姿を見せてくれた。 |
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久住分かれから用心しつつ降りてきて、北千里が浜には水たまりができていた。ミズスマシが2匹泳いでた。 |
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硫黄山がゴーゴーと異様なうなり声を上げていた。雨はすっかり上がり、曇天の状態。歩きやすい。 |
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スガモリへの本日最後の登り。栄養補給をして、一踏ん張り。 |
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スガモリ避難小屋。 |
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愛の鐘。
スガモリ越から硫黄運搬用道路方面に降りようとすると鳥の鋭い声が硫黄山方面から聞こえてきた。「ピー−」というトビとは異なる鳴き声の大きな鳥が三俣山方面に飛んでいた。ノスリらしい。そういえばお昼に沓掛山から星生山への登山路でも見かけたが、同じ個体なのだろう。 |
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硫黄運搬道路から本日のメーンとなる山脈、泉水から黒岩を眺める。思えばよく歩いたものだ。足は棒のよう。
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坊原の登山路。久しぶりに通ると、なんと排水工事がなされ、植林がされていた。様変わりしていた。
すがもりからきっちり1時間。途中コンクリートの道をヒグラシの合唱を聴きながらいい気分で長者原へと向かいました。 |
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本日は実際歩き始めたのが6時45分。だから9時間45分は九重で過ごしたことになる。思いもかけず、見たこともないものを見せてもらったり、絶景に遭遇したり、真夏の日差しから雨まで経験。足のツリをだましだまし歩きました。ブログにも書きましたが、グリーンウォークで有名な浜口山兄弟さんのような超人的なことはできませんが、ひとまず九重西部の山は見て回ることができたと思います。
アミノ酸サプリとスポーツドリンク、キネシオテープなどの力をかりたせいか、翌日は予想していたよりも筋肉疲労は残っていませんでした。とは言っても、前回の猟師山・合頭山の時のようにはいきませんが...。長者原に着くと、即座にヘルスセンター裏手の靴洗い場で靴の泥を落とし、サンダルに履き替えると、足湯で疲れた足を休ませました。フーー。
さて、次回は8月上旬夏真っ盛りのお手軽登山。瀬の本登山口から岩井川(いわいご)岳・扇ヶ鼻の往復をお届けします。九重西部の旅が続きますな。 |
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