扇ヶ鼻のミヤマキリシマとオオヤマレンゲ











九重登山のページ28



扇ヶ鼻のミヤマキリシマとオオヤマレンゲ


 やっと6月の土日で自由に使える日ができたので、勇んで九重に出かけようとすると、梅雨本番。福岡は分厚い雲がかかって、雨模様。梅雨前線は対馬あたりまで北上しているから、九重あたりは少しは天気はいいのではと当たりをつけて、出発。その目論見はやや正解。少雨混じりの曇り空で、朝のうちは全く見込みなし。しばらく、長者原自然探索路で暇をつぶし、9時に牧の戸から扇ヶ鼻を目指しました。視界は最悪。それでも、どうにか雨にはなりませんでした。(かなりの湿気を伴うガスに覆われましたが)
 その後、猟師山ふもとのオオヤマレンゲに会いに行きました。今回は、ミヤマキリシマとオオヤマレンゲという九重を代表する花を訪ねる旅です。


2010年(平成22年) 6月27日(日) 気温20℃ 天候:曇り時々雨

9:15 牧の戸出発 − (85分) − 10:30 扇ヶ鼻 − (72分) − 11:42 牧の戸着




  まずは自然探索路へ
 自然探索路への階段

  全く登る気を失わせる天気
 自然探索路
 
  虎の尾がちょっと見えた
 虎の尾
 
  キスゲが少しだけ咲いてた
 キスゲ
 
  ガスにかすんで寂しい。誰もいない。
 キビタキ、セッカが夏の到来を教えてくれた
 
 
 ラムサール条約湿地。晴れていたらもっといいのに。
 ラムサール条約
 
  指山さえもかすんで見える。
 指山
 
 
木道も南の箇所は初めて歩いた。
少し、ストレスが解消された。 
 木道
 
  鳴子川 長者原ヘルスセンター横
 小雨の鳴子川
  
うーむ、梅雨だなぁ。現在8時30分。
 憂鬱な景色

  アザミは至る所で元気に咲いていた。
 アザミ

 オカトラノオ  ヘルスセンター付近で
 虎の尾
 
 くよくよしててもしょうがない。ということで、
牧の戸から登りました。
本日の狙いは扇ヶ鼻のミヤマキリシマです。
この分岐には50分程度で到着。
誰にも会わないかなと思っていたのは素人の浅はかさ。
この人気のコースでは雨でも10人程度の人と出会いました。 
 牧の戸から扇ヶ鼻の分岐へ
 
  扇ヶ鼻へ行く途中のミヤマキリシマ。
ガスにかすんでいたが、それでもきれい。
 ミヤマキリシマ

 コケモモとゲジゲジ 
 コケモモ

 扇ヶ鼻到着。
あたりは全くのガスの中。
もちろん登山路はじゅくじゅく。 
 扇ヶ鼻は山です

 扇ヶ鼻山頂の火山岩。印象的だ。 
 山頂の岩
  
ミヤマキリシマ目当ての登山客が結構いた。
 ミヤマキリシマ
  
ミヤマキリシマは終わりかけ。
それでもまだまだ美しさが残っていた。
 ミヤマキリシマ
 
 年令を重ねても美しい女優のようだ。
 ミヤマキリシマ
 
ガスがかかってちょっと暗め
 雨模様の中のミヤマキリシマ

見方を変えると幽玄の世界  
 ミヤマキリシマ
 
晴れていたらさぞかしきれいなことでしょう。 
 ガスがかかって本来の美しさが...。
 
コケモモ
 
 コケモモ
  
これもコケモモ。他にはツクシドウダン、
マイヅルソウなども咲いていた。
 扇ヶ鼻は野草の宝庫
 ベニバナニシキウツギが牧の戸からの
登山路できれいでした。 
 牧の戸の登山路にて
 


 九重スキー場の散策路、亀コースから上がった林道にてオオヤマレンゲのオンパレード 
オオヤマレンゲ 
 オオヤマレンゲ
 オオヤマレンゲ
 オオヤマレンゲ
 オオヤマレンゲ
 オオヤマレンゲ
 オオヤマレンゲの艶姿 
 オオヤマレンゲではない
 オオヤマレンゲ つぼみ
 オオヤマレンゲ
 オオヤマレンゲ
 オオヤマレンゲ 咲きかけ
 オオヤマレンゲ




 オオヤマレンゲ



 この時期、雨に遭うのは仕方がないと割り切って自宅を出たのが正解でした。ミヤマキリシマの真っ盛りのシーズンを過ぎ、かなり焦ってましたが、今回の牧の戸から扇ヶ鼻コースと車でスキー場まで移動して猟師山ふもとコースを両立させ、ミヤマキリシマとオオヤマレンゲをダブルで楽しむことができて大満足でした。しかし、雨具やスパッツが泥だらけになることは避けられません。あしからず。
 
 
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