平成28年、恒例のマンサク、ユキワリ詣で









 九重登山のページ70
 

恒例のマンサク、ユキワリ詣で

 
  2016年3月27日(日)今年も長い冬眠から目覚め、恒例となった佐渡窪のマンサクと,男池周辺のユキワリイチゲ探訪へと出かけました。
 26日(土)はお休みで、しかも晴天の予報。しかし、夜から崩れるとのことで、私は自重しました。これが間違いの元。土曜日はピーカン。どーしてこんな良い天気に出かけなかったのかと切歯扼腕。歯がみをしました。しかたなく、予定通り日曜日に出かけることに。前日夜の雨はたいしたことはなく、朝5時に出かけるときには、徐々に晴天の空が明るみ始めてました。
 ところがあに図らんや、この日の天気は複雑怪奇でした。出発地のレゾネイト付近は5度。曇天。時々晴れ間を見せていました。しかし、鍋割峠にさしかかる頃にはなんと雪!粉雪が舞い散りだしたではありませんか。気温は1度です。でも、マンサクは満開で私を出迎えてくれたのでした。今年の咲き具合はこの数年で最高のできです。
 この調子でユキワリイチゲも...。と期待したのですが...。
 
 2016年3月27日(土) 曇天時々粉雪 気温:5℃(ふもと) 1℃(佐渡窪)

一番水 8:29 - 朽網分かれ 8:54 - 鍋割峠 9:37 - 佐渡窪 9:56
- 一番水 10:59
 
 
 今回のコース 
 2016年(H28年) マンサク・ユキワリイチゲ詣で地図
 
杉林 私の天敵、杉林が続きます。ここまでは晴れたり曇ったりの上々の天気です。念のため下に着こんだ長袖のユニクロヒートテックTシャツが効いて、むしろ暑いくらいでした。
鍋割坂の石仏 鍋割坂を過ぎ、頂上近くにはこのようにお顔のない石仏があります。このあたりから、気温がどんどん下がってきました。摂氏1度です。
それはさておき、今年はマンサクの当たり年のようで、鍋割坂でもたくさんのマンサクを楽しむことができましたよ。
   
鍋割峠近く 岩の上に安置してあった石仏が何かの拍子に落ちたのでしょうか。どなたかが岩の下にきれいに置かれていました。すでにお供えも置いてありました。もちろん私も合掌。
足下に粉雪が 鍋割峠の足下を見ると、そうです。粉雪が...。下界ではもう花見の季節というのに。しかも福岡ではすでに2分咲きですよ。
山桜の標識 時系列が狂いますが、これは一番水から少し登って2〜3個目の砂防ダムあたりにあった看板です。
レゾネイトくらぶによると、4000本もの山桜があるそうですが、まだ一度もその咲いた景色を眺めたことがありません。いつか見てみたいものです。
   
朽網分かれ付近の山桜 そして、ここ朽網分かれがその絶景ポイントのようで。
これ下山時の写真です。くやしいかな、粉雪舞い散る佐渡窪とは打って変わって、抜けるような青空が広がって参りました。くやしい。
   
せせらぎ どんどん下ります。このあたりの小川は童謡「春の小川」を思い出させますね。
せせらぎの音とともに、シジュウカラ、ウグイス、ミソサザイの声が聞こえます。
かくし水 さて場所が変わって、ここは男池の南、かくし水です。水の量は少なかったですね。それより、画面ではあまり分からないかも知れませんが、雪が降ってるんです。気温おそらく0度でしょう。ユキワリイチゲは10輪程度見つけましたが、どれも寒さでつぼみを閉じてました。
   



佐渡窪のマンサク
マンサク
マンサク
 ハルトラノオ
コガネネコノメソウ
 コガネネコノメソウのようです。
ユキワリイチゲ 
つぼみ
 
  今年はちょっと寒かったようで、アズマイチゲは全く見られませんでした。それにしても、満開のマンサクを見られた以外は、天に見放された気分でした。一日遅れのせいで、春を楽しむ所を雪見をするとは。また、薄暗いかくし水にてひとりぼっちで雪にうたれつつ、写真撮影。さみしー。
 でも、わずかではありますが、ユキワリイチゲも咲いてはいたし、久しぶりに馬子草温泉「きづな」(現在廃業)にて体を温めることができたし、幸せも「ハーフハーフ」ですかね。(とはいっても、ちゃんとやることはやってるんです。早朝に岡本豆腐店でざる豆腐と厚揚げをゲットし、蕗の薹も取り、ばっけ味噌を作りました。今夜は冷や奴にばっけ味噌で酒が旨いぞー。)
 今年もぼちぼちのペースで九重の紹介をがんばります。

 さて、次回は5月のゴールデン・ウィークですが、吉部から坊がつる周辺をうろちょろします。
 
 
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