盛夏 九重縦走キャンプ |
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7月31日から8月1日の2日間にわたり、息子と九重縦走&キャンプを楽しんできました。車を長者原の駐車場において、バスで牧の戸まで上がろうという魂胆は日田バス運休のため見事に出鼻をくじかれました。やむを得ず、はとタクシーさんを呼んで、牧の戸まで上げてもらいました。 この日は快晴の猛暑日。登山客は行列をなすほどでした。しかし、そのほとんどは九重山目当てで、我々のように偏屈にも扇ヶ鼻や白口岳へ行こうという人はほんのわずかでした。だから、団体さんと一緒に歩いたのも久住分かれまでで、あとはのんびり二人旅です。 もう一つ、真夏の登山なので水分と塩分補給、および白内障予防のためサングラス着用を心がけました。 |
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2016年7月31日(日) 天候:快晴 気温:測ってません 全行程:7時間37分(初日) 2時間25分(2日め) 牧の戸 9:03 - 扇ヶ鼻 10:59 - 避難小屋 11:51 - 中岳 12:58 - 稲星山 13:49 - 白口岳 14:25 - 鉾立峠 15:33 - 坊ヶつるキャンプ場 16:40 (法華院温泉山荘でのビール休憩含む) 2016年8月1日(月) 天候:晴れ 気温:不明 全行程:2時間25分 坊ヶつるキャンプ場 8:37 - 雨ヶ池 9:34 - 駐車場 11:02 |
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今回のコース | |
大名行列の一員となりながら、どうにか扇ヶ鼻へ向かうことで皆さんとお別れしました。扇ヶ鼻で出逢った花たちは下にあります。相変わらずの花畑でした。ところで、気になったのが、若い人たちはそのきれいな花畑を振り向きもせずに通り過ぎたことです。何を楽しみに登っているのやら。 さて、左の写真はおなじみ西千里が浜。息子はここが一番好きな風景と言ってました。 |
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久住分かれから振り返って見た星生崎。夏山ですね。 | |
御池のほとりに到着しました。晴天を受けて、御池(みいけ)は透き通って見えましたよ。 | |
御池南岸より天狗ヶ城を眺めました。すばらしい景色です。 ところで、本日の荷物は約12キロ、息子は16キロほど担いでます。このあたりでかなり疲労がたまりつつありました。 |
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なんともはや、贅沢な景色です。 | |
さて、避難小屋近くで荷物をデポしてから中岳へ。それから避難小屋、白口谷手前の分岐に向かいました。ここで軽食を取り休憩。向かうは白口岳ですが、どうもノリウツギだらけのトラバース道が見つかりません。仕方なく、稲星山へ向かい、大きく迂回してから、白口岳へ行くことになりました。このことで体力を奪われました。ふー。 | |
何度も滑りこけながら、白口岳から鉾立峠に降りてきました。テント装備の身には大変な負担でした。息子はその大きなザックのため3〜4回尻餅つきました。私はここで左膝がおかしくなってきました。年はとりたくないものです。 その後どうにか法華院温泉山荘にたどり着きました。お互いあうんの呼吸で「ビール!」と叫びあい休憩室でキャンプ前祝いの祝杯を挙げました。喉が「きゅうーーー」となったのは言うまでもありません。 |
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16時40分頃に坊ヶつるキャンプ場着です。息子持参のモンベルテントです。背景には大船山が見えます。調子に乗って翌朝には朝日を拝みに登ろうかなどと甘い考えでしたが、この膝の調子から見て早々に計画を変更しました。明日はゆっくりと朝の坊ヶつるを楽しみ、ゆっくり雨ヶ池コースをたどって、長者原へ向かうこととなりました。 | |
さて、翌8月1日朝です。雨ヶ池近くの草原です。この付近にもマツムシソウ、シモツケ、ママコナ、ノアザミなど咲いてました。 | |
土石流跡地近くになると、ヒヨドリバナがたくさん咲いており、それを狙ってアサギマダラが何羽も飛んできてました。ところが撮影嫌いの彼女(?)たち。撮ろうとするとすぐ逃げちゃうんですよね。 左足をかばいつつ、どうにか2時間30分程度で駐車場に到着しました。ふぃーー。 |
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帰りは九酔溪を使いたかったのですが、通行止め。それでも、山里の湯の炭酸泉はこの疲れた体を癒やすにはマストアイテムです。筋肉疲労を少々なりとも解消して、帰路につきました。 さて文明の証。お昼のご馳走は玖珠PAで食べたとり天ぶっかけうどんです。激うま。 |
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