2018年 初夏の大船山










九重登山のページ79  
 

2018年 初夏の大船山

 
  前回はお散歩でしたが、ゴールデンウィークともなるとちゃんとした山登りをしようという気になりました。ここしばらく、ちゃんとした登山をやっていないかったので、膝腰がやや心配。
 いつもだったら、吉部から鳴子川右岸を上って、大戸越経由、北大船山、大船山と巡る予定のところ、今回は慎重に楽ちんコースを選びました。つまり、鳴子川左岸を上り、暮雨の滝経由、坊ヶつるより大船山往復コースとしました。天気も上々、いろいろハプニングがありましたが、結構良い山旅を楽しめました。
 
 2018年4月29日(日) 天候:快晴 気温:12度 昼間は22度

ガーミン不調のため、時刻などは計測できませんでした。坊ヶつる登山口登り初め9時21分 山頂11時20分 (道迷いのため30分ロス!)
 
今回のコース  
 2018年 初夏の大船山地図
 
鳴子川左岸の様子 晩春というより初夏の鳴子川左岸の自然林は美しい。気持ちがせいせいしますね。

このあたりで反対方面からくる3人の男性登山客から道を問われました。「長者原駐車場はこの道で良いのですか?」と。とんでもない勘違いだったので、雨ヶ池コースへの出合まで案内しました。聞くと、ちょっと前に別の人に道を尋ね、この左岸の道でいいと言われたそうな。吉部駐車場から長者原駐車場まで車で17分、歩いたら1時間23分もかかります。危ないところでした。

しかし、後にこの行為が「情けは人のためならず」ということわざの証明になろうとは!
   
大船山5合目から三俣山を望む さて、何十回となく登っているこのルートですが、やってしまいました。2合目あたりの脇道から完全にルートロス!しばらく遭難状態でした。元の位置に戻る努力をすると、なんと10m横で登山者の声がしました。ほんのちょっとルートをそれただけだったのですが、寿命が縮まりました。

坊ヶつるキャンプ場の登山口から大汗をかきつつ、どうにか5合目に到着。右手のノリウツギは白いつぼみが今にもふくらみそうでした。
   
5合目から中岳方面を望む 同じく5合目より
段原の元避難小屋跡 やっとの思いで段原に着き、一息ついて山頂を目指します。昔あった避難小屋は今はこのような状態で更地になっています。どうにか再建できないものでしょうか。
大船山の御池(おいけ) 山頂到着です。まずは男池にご挨拶。まだまだ新緑にはほど遠いですね。
大船山山頂 山頂は相変わらず賑やかでした。
ヤマシャクヤク 途中で見かけたヤマシャクヤクです。珍しく登山路のすぐ横で咲いていました。このあたり、ヤブレガサに似たヤマタイミンガサ(タイミンガサモドキ)に占領されており息苦しそうでした。
   
  大船山コースタイム
   



ヒトリシズカ  
ヒトリシズカ
 
クサボケ
段原にて
 
クサボケ 
 
天狗ヶ城と中岳 
天狗ヶ城と中岳方面
 
サバノオ 
サバノオ

 ユキザサ 
 ユキザサ
 
ヤマシャクヤク
 ヤマシャクヤク
 
 ヤマシャクヤク
 ヤマシャクヤク
 ヤマシャクヤク
 
ヤマシャクヤクはつぼみの形が大好きです。
ヤマシャクヤク
 
  やっぱり急に体を動かすといろんなとこが痛みました。吉部到着の前の15分の下りでは膝が痛んで苦しかったです。それでも、例年通りヤマシャクヤクにも会え、様々な野草を観賞することができて大満足です。(道迷いは余計でした。反省してます。)
 今年は例年以上に気温が高く、この調子だとミヤマキリシマは5月中旬には咲き始めるのではないでしょうか。それまでに体力をつけなければ...。
 今回は鳴子川右岸は使いませんでしたが、あちらもヤマシャクヤクはきっときれいに咲いていることでしょう。会えなくて残念ですが、のんびりとした山の周遊旅は体力勝負ですね。


 さて、次回は2018年6月ミヤマキリシマです。男池から東尾根を使って平治岳山頂へ。その後、大戸越へ降りて、通常ルートで戻ります。
 
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