恒例のマンサクとユキワリイチゲ詣で |
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マンサクとユキワリイチゲ探訪の旅もはや10年目となりました。それまでは、九重と言えば山登り。ミヤマキリシマやシャクナゲのような目立つ花を除けば、脇目も振らず大汗をかきながらひたすら山頂を目指してばかりいました。しかし、今はなきライトハウス社刊行のGreen
Walkで紹介された可憐なユキワリイチゲの写真を見てからというもの、桜の咲く時期には毎年マンサクとセットにしてユキワリイチゲ詣でを続けております。 さて、今回は天候もばっちり。快晴のもと、まずは一番水近くの駐車場に車を駐めて、一番水手前から左に入るいつもの登山コースをとりました。しばらくは散策コースです。 |
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2019年3月24日(日) 天候:快晴 気温:2度 全行程:2時間27分 一番水登山口 8:41 - 朽網分かれ 9:05 - 鍋割峠 9:44 - 佐渡窪10:09 |
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今回のコース | |
この地図は登山部分+車での移動も含みます。 | |
いきなりですが、朽網分かれの近くにこのようなコンクリート道ができていました。どうも麓までしっかり続いているようでして...。恐らく砂防ダム建設のための舗装路なんでしょうね。 | |
登山路の近くまでコンクリートは延びていました。写真中央奥の左手の部分が九州自然歩道の、つまりは鉾立から法華院に向かう登山路です。 右手の土の道はまっすぐ200mくらい整地してありました。 |
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登山路と平行するように延びている、これから舗装されるであろう未来のコンクリート道。 | |
霜が降りてました。昔の人がこの道を登るのに難渋して、大事な家財道具である鍋を捨てて、身を軽くしてから法華院へ向かったことから「鍋割坂」というそうです。 | |
ほどなく鍋割峠に着きました。もちろん、手前の観音様には手を合わせましたよ。 | |
峠の様子。陽光に溢れていました。途中のマンサクはあまり見られませんでしたね。 今年は寒の戻りがあり、マンサクは開花が遅いのかも知れません。 |
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さて、佐渡窪について、いつものマンサクの木に対面を果たしました。いつもより花付きが悪いようですが、ちゃんと「まず咲い」ており、花びらが「豊年満作踊り」してました。 この写真は同じ道を下る途中でみたアセビです。 |
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朽網分かれです。昔の風情が壊滅的に損なわれていました。 | |
朽網分かれから麓方面を撮りました。 | |
再び散策路に戻りました。やっぱりコンクリート道よりか小川が気持ちいいですね。さらさらと音を立てて清流が春の気分を高めてくれます。もちろん、ミソサザイやウグイス、シジュウカラ、ヤマガラなども春を告げていました。 一番水に戻ってから、車で男池まで移動しましたが、途中で蕗の薹をゲットしました。これは帰ってから、ばっけ味噌にしました。 |
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かくし水の樋には水が流れてません。今年は雨が少なく、こちらも水涸れかな?横の水は流れてましたが...。 |