錦繍の三俣山変則お鉢巡り










 九重登山のページ92
 

錦繍の三俣山変則お鉢巡り

 
  2019年10月31日(木) 急に休みがとれる事になったので、紅葉目当てで三俣山に行くことにしました。天気は快晴。気温は8度。しかも、平日の朝7時だったら、大曲の駐車場にだって駐車できるんじゃない?というのは浅はかでした。すでに満車状態!仕方なく、いつもの路肩駐車です。この時間は車は2台しか駐まっていませんでしたが、下山するとなんと路肩のあるぎりぎりまで車で埋まってました。恐るべし、秋の三俣山!
 さて、問題の紅葉ですが、結論から言えばすでに時期は過ぎていました。今回の写真はやや色を盛っていますので、ご注意を。すでに赤から樺色に変わりつつありました。それでも十分堪能はできたのですが...。
 今回は「変則お鉢巡り」と題して、三俣山本峰を徹底的に無視しました。つまり、西峰をスルーして、本峰の分岐へつくと、W峰から即座に南峰へ向かい、ちょいと戻って北峰方面に向かいました。それから、大鍋分岐から大鍋へ下り、まっすぐ突っ切り縁へつくと、北峰へ。北峰で紅葉を楽しんでから、再びもといた場所、つまりは南峰へと戻るというルートです。我ながら変なことを考えたものです。
 
 2019年10月31日(木) 天候:快晴  気温:8度 全行程:5時間7分

駐車場発 7:30 - 諏蛾守越 8:17 8:23発 − W峰 8:56 - 南峰 9:08 - 北峰 9:44 - 南峰パス 10:41 - W峰 10:50 - 西峰 11:11 - 諏蛾守越  11:39 11:52発 - 駐車場着12:37
 
 
今回のコース (yamapのものを流用) 
 
 
 
 
坊原との分岐で長者原方面を眺めました。ススキとともに、刷毛で書いたような絹雲がきれいです。
一汗かいて、すがもり到着です。晴れ渡っていますね。
到着した登山客から「よく晴れましたねー」といわれ、「最高ですねー」と思わず返しました。
朝の8時10分なので、まだ日の光が回っていませんが、清々しい風景です。
時間は進んで、これは大鍋の西の縁の目印です。緑色のテープがそれです。本峰から降りた人はこちらから大鍋へ行くことになります。
その大鍋の様子。紅葉が終わりかけのせいか、本峰から降りてくる人は少なかったようで。
北峰へ登りました。新しい山頂標識が据え付けられてました。
これは古い方。1690m!
相変わらず北峰からの下りは緊張します。小鍋の縁から崩落地点を振り返りました。崩落部のすぐ上をへつる感じが嫌ですね。
これはW峰。ここも結構人がいて、人気の場所ですね。



 本日は遠望が効いたので、よその山がたくさんでます。

南峰からW峰に佇む人を見ました。 
 

同じく南峰から故郷の山「英彦山」を見ました。鷹巣山まできちんと見えました。 

左にW峰、右に本峰をバックに従えた南峰標識 

さらに南には祖母傾の連峰が見えました。雲が秋らしい。 

南峰から久住分かれごしに阿蘇の高岳を眺めます。 


大鍋から見上げた北峰手前の大岩 
 

大鍋西端方面を眺める 
 

北峰から大鍋の西端(さっきいた場所)を眺めました。 
 
 

小鍋方面です。左端が大鍋から見上げた大岩。 

小鍋の東端から崩壊部分を振り返りました。 


西峰からは湧蓋山方面を眺めました。 
 
西峰から雲仙普賢岳まで(!)見えましたよ。
 
段原あたりが真っ赤に燃えている大船山
 
名残の竜胆
 
 再度繰り返しますが、写真は一部コントラストや彩度を上げ、ヒストグラムをいじってますので、実際より鮮やかに見えてますが、本当のところは「小鍋東端から振り返った」写真あたりが現状です。今年の三俣山紅葉は10月の26日あたりがピークだったようです。無念!
 とはいえ、これほど空気が澄んでいて、遠望が効いたのは久しぶりです。まさに、九重周辺の山を三俣山が隅から隅までズズーイと披露してくれた感じです。帰りには山里の湯の炭酸泉を独り占めしてきました。そうそう、値段が10月から消費税分アップして「600円」となっておりました。


 さて、次回は2020年3月の恒例行事。カタクリもきれいです。
 
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