2020年6月の平治岳ミヤマキリシマ







九重登山のページ94 
 

2020年6月の平治岳ミヤマキリシマ

 
  新型コロナウィルスのせいで、皆さん自粛生活を余儀なくされていて、6月の他県からの移動自粛要請解除を待っていたかのように(私がそうです)、どばーっと男池駐車場に殺到しましたね。そうです。ミヤマキリシマの満開が予想されるこの6月最初の土日。しかも、6月7日(日)は晴天が予想されていました。そうなると、皆さんが集まるのは当然!
 当日朝7時過ぎに男池駐車場付近に来ると、すでに路肩に駐車車の群れが見えました。なんと!近くの男性に「あのー、この先は満杯ですかねー?」と安易に問うと、「いやー、下まで行っていないんですが...」
 なにー?このコロナ禍のもと、自粛でそれほど登山客はきていなんじゃない?などと安易に考えていた我がばか頭を殴りつけたくなる気分でした。そうです、この日は早朝から男池駐車場は満杯。路上駐車の波波波でした。
 そういう私もやまなみハイウェイ(懐かしい)側に200mほど戻ったところに路上駐車して、どうやら登山開始です。
 
2020年6月7日(日)   全行程:5時間7分

男池登山口 7:46 - ソババッケ手前の東尾根分岐 8:29 - 平治岳山頂 9:52 - 大戸越 10:48 - ソババッケ 11:48 - 男池登山口 12:53
 
 
今回のコース
 
 
バイケイソウが花盛りでした。
ここはかくし水へ行く途中のものです。
 
 本日は大名行列のような有様で、賑やかなこと!まるでCOVID-19なんて、なかったかのような明るさです。私は中華マスク(青)をあごにかけて、人に近づくたびに、鼻にかけるようにしました。
 登山者の3分の1くらいがフェース・カバリングかマスクをしていたようです。
   
  かくし水を越えると、いつものようにブナの根っこ階段の急な登りが始まりました。
 このあたりから、ツツドリ・ミソサザイ・アオバトなどの声が聞こえるようになりました。 
さて、これは平治から降りて大戸越で振り返った写真です。まさにピンクの絨毯ですね。



 
 
 
 
 
 山頂ではずっとマスクを着用してました。平治岳から大戸越までは人との離合で、「密接」となりますからね。それにしても、この満開のミヤマキリシマ!久しぶりに感激しました。天気も上々で、平治岳がピンクのカーペットを用意して登山者を全力で歓迎しているかのようでした。  
 大戸越では大勢の方々がお昼を楽しんでましたが、私は臆病者のため、そそくさとその場を立ち去り、ソババッケでカメラの重みでつぶれかけたあんパンをほおばりました。ソババッケからの下りは、膝痛を我慢しつつ、他の方々に道を譲りつつゆっくり降りていきました。それにしても、皆さんなにか一目散にゴールを目指しているかのよう。もう少し、鳥の声だの、森の緑だの鑑賞したら良いのに...と思いました。
 いつもだったら、温泉を楽しんで帰るところですが、しばらくは温泉は新型コロナウィルスが怖いので、ご遠慮しておきます。早く温泉を気兼ねなく楽しみたいなぁ。


 さて、次回は8月中旬の扇ヶ鼻野草探訪です。このところ、同じ山旅ばかりです。
 
 
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2020年6月7日平治岳山頂にて #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA


2020年6月7日 平治岳山頂にて #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA


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