大船山とヤマシャクヤク









九重登山のページ105 
 

大船山とヤマシャクヤク 

 
2022年5月上旬

 ゴールデン・ウィークの真ん中の平日、働く人々には憎き「飛び石の平日」の最中に、悠々とくじゅう山行を楽しんできました。今年度から働いていない私は朝4時半自宅を出発し、いつもの吉部駐車場に車を停めて大船山に向かいました。とは言っても、目的は何といっても「ヤマシャクヤク」です。あの可愛らしい白い「雪洞」が見たくて本日の山登りを決行した次第です。 
 いつもと違う点は、気温です。だいたいこの時期の九重は山登りに最適の気温となるところですが、本日の朝の気温は4℃。山頂が6℃と、結構寒かったですね。風も北風がピューピュー吹いてました。坊がつるでは12℃でしたので、初夏の太陽のもとのんびり過ごすことができたのですが、毎年様相が変わるところも九重の魅力ですね。

 
 
2022年5月2日(月) 天候:晴れ 気温:(駐車場)4℃ (大船山山頂)6℃ (坊がつる)12℃ 総行程:6時間52分 3万歩

吉部 7:16 − 坊がつる 9:10 - 大船山 10:45 - 坊がつる 12:19 - 吉部 14:08  
 
今回のコース  
 
 
ユキザサ 岩の上に咲いてました。帰路で見つけたのですが、
鳴子川西岸では意外と少ないのかも。
ユキザサ 

イチリンソウ  登山口近くの登路横に咲いてます。
小さいので目立たない。
 イチリンソウ
 

コバノミツバツツジは登路にたくさん見ることができました。 
 コバノミツバツツジ
 
 
ハルリンドウも坊がつるキャンプ場の主役です。
朝はまだ開いていなくて、登山後に撮りました。
 坊がつるキャンプ場に咲くハルリンドウ
 

ヒトリシズカはヤマシャクヤクと対抗するかのようにそばに咲いてます。 
ヒトリシズカ 
 
 
新緑の季節到来です。鳴子川西岸の森
新緑 鳴子川西岸 
 

強風の山頂。寒かった。気温6℃です。
風のせいで体感温度ももっと寒い感じ。御池も冷え冷え。 
大船山の御池(おいけ) 
 

大船山山頂  写真を撮ったら、とっとと段原に降りました。
大船山山頂 
 

山頂からいつものように段原や北大船山、
平治岳方面を眺めました。
段原の窪地(右端)に水が溜まってましたね。 
大船山山頂から北大船山方面 
 
 
さて、主役のヤマシャクヤク(山芍薬)です。
永松さんのHP「ようこそ九重連山へ」の情報のもと、
本日参上して大当たりでした。
ヤマシャクヤク 
 
 
四姉妹です。今から開きそうな
「雪洞(ぼんぼり)」状の形が大好きです。
 ヤマシャクヤクのぼんぼり

 こちらは別の場所の三姉妹。少し開きかけです。 
 ヤマシャクヤク
 

何回会っても「ハッ」とする美しさです。森の美女。 
 ヤマシャクヤク
ヤマシャクヤク 
 
 
群生してます。雪洞が可愛い。
ヤマシャクヤクの群生 
 

登山後、のんびりと昼食を摂ってから、
登ってきた大船山を振り返りました。
テントは平日ながら30張りはあったようです。 
坊がつるキャンプ場から登ってきた大船山を眺める 
 
 
 カシミール3Dのデータ(坊がつるから大船山のコース)
 
  大船山コースタイム
 
Fitbit Charge4でのデータです。  
Fitbit Charge4によると3万1000歩 
 
 久しぶりの山行で膝が悲鳴を上げました。(テーピングやcw−xは着用しているものの)それでも、初夏の花々や山の様子に会えて、心がスッキリです。平日山行ながら、結構多くの登山客と会いました。飛び石連休の中日だから、休みを取った人も多いのでしょう。
 最近のキャンプブームのためか、はたまた坊がつるキャンプ場の根強い人気のせいか、平日でも30張り以上のテントに驚きましたが、午後には続々と大きな荷物をからったキャンパーが坊がつるを目指していました。皆さん、ご苦労さまです。私も30年以上前はテントを担いで、坊がつるキャンプを楽しんだり、最近では息子の帰郷に合わせてのキャンプなどするのですが、やっぱり日帰り旅が断然多いです。
 さて、本日は駐車場到着が2時過ぎだったので、「道の駅 童話の里くす」に立ち寄り、地元の産物(セリや厚揚げ、そして辛子しいたけ)などを購入して、車のオートパイロットに身を任せつつ、のんびり帰宅しました。 


 さて、次回はミヤマキリシマを求めて平治岳ではなく、なんと久住山や星生山を訪れます。しかも拠点は赤川登山口というハードコースのご紹介です。

 
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