2023年の平治岳のミヤマキリシマ







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2023年平治岳の
ミヤマキリシマ

 
 昨年の悲惨な状況を耳にしていたし、今年も平治岳のミヤマキリシマはあまり良くないということも聞いていたのですが、やはり自分の目で確かめなければと思い行ってまいりました。
 ルートはいつものように、男池から出発してソババッケ経由で大戸越、そして平治岳というものです。下りは平治岳から東尾根を降りて帰る予定でしたが、そこで人生初の大失態をやらかしてしまいました。それについてはこのページの最後の部分でリンクを張りますので、そこで詳細を述べます。
 天候は梅雨の間の五月晴れというべきもので、とても気持ちよかったです。しかし、まずミヤマキリシマに関して言えば、例年の3分の1以下の花の付きようでした。ほとんどの株に尺取り虫により食い荒らされた跡があり、残念で仕方ありません。この状況が周年変化で数年後には元に戻ってくれることを願うばかりです。
 
2023年6月7日(水) 天候:晴れ 気温:16℃ のち20℃

男池 7:05 - ソババッケ 8:05  - 大戸越 9:08 - 平治岳 9:40 (撮影時間も含む)  - 平治岳発 10:20  - 東尾根にてルートロス 11:57  

 
今回のコース 
 今回は特別編として、このページでは通常の平治岳のミヤマキリシマの状況報告を載せます。まずはソババッケの様子です。ここまでにコゲラのドラミングやミソサザイやツツドリのさえずりでにぎやかです。以前設置してあった丸太の飛び石?が完全に埋もれていました。
 その後、アオバトやツツドリの鳴き声、ヒグラシやエゾハルゼミの声を聞きながら歩を進めました。そして、大戸越(うとんごし)に到着です。ここで今年のミヤマキリシマの現状を見ることができました。
 うーむ、として声が出ませんでしたね。2021年以前ではここはあたり一面ピンクだったのですが...。
 初めてミヤマキリシマを見る人ならこれで満足するかもしれませんが...。
  平治岳本峰手前のビュースポットです。ここもきれいなのはきれいなんですが。2020年の状況と比べてください。
 
 
  平治岳本峰からいつものように西に広がる尾根をたどると、いくらかきれいな株が見え始めました。
 
 
 
 
  遠目に若い登山者もミヤマキリシマを堪能しているようです。
 
  さて、十分とは言えませんが、2023年の平治岳のミヤマキリシマを鑑賞したところで、本峰に戻り行動食を取りました。まだ10時20分だったので、昼食は後にします。由布岳もきれいに見えましたよ。
 
  
  10時20分に平治岳を出発。東尾根をおります。のっけから急な坂なので、トレッキングポールを思い切り伸ばして慎重に降りていきました。30分くらい降りたところで振り返ると、平治岳がきれいに見えました。ここで自分のミスをチェックすべきでした。【写真A】
 
 
  さて、ここからが問題のというか、自分のミスをさらけ出すことになります。このあたりまで赤テープがわずかにあったので、安心しきって降りていました。
 
 かくし水の風景
 
ソババッケの風景とカッコウやツツドリの鳴き声
  
  大戸越から平治岳までは以上のように至って普通の登山でした。ところが上の写真Aの地点から様相が全く変わっていくこととなるわけです。詳しくは下のリンクへ。
 
  
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