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秋色漂う大船山 |
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2019年9月15日(日)、1ヶ月ぶりに大船山に登りました。そろそろ、タンナトリカブトの花が見られるでしょうし、ラッキーならばマツムシソウや今季最後のイヨフウロなどお目にかかれるかも...と期待しつつの旅です。
天候も絶好の晴天。花を求めての旅ですから、吉部発としました。今回は鳴子川右岸から徐々に詰めていくルートを選択。その後、大船林道を経由して、いつものトラバース道に入り、大戸越から北大船そして大船山へと向かいました。ハガクレツリフネソウは結構咲いていましたが、例年よりは少ない気がしました。駐車場のキツリフネもきれいでしたよ。
しかし、北大船山周辺のイヨフウロはとっくに姿を消しており、またマツムシソウの群落まで脚を伸ばす気力もなく、この2つはあきらめました。段原の工事関係の建物と避難小屋建設の様子をとっくりと見させてもらいました。なんと、9月30日竣工とのこと!予定より時間がかかったようですが、完成すれば登山者は本当に助かります。堅牢そうな小屋ができかけてました。
坊ヶつるから一旦法華院温泉山荘の方へ向かい、アケボノソウ撮影会を始めましたが、風があり苦労しました。下りは鳴子川左岸を選んだのですが、これが大失敗。すでに膝が痛みつつあった所に、あの急激な下りが膝に襲いかかってきたのです。長ーいロープ場では一歩一歩痛みに耐えつつ、必死で下りましたよ。(例の如く、テーピングとcw-x着用してたのですがね。)これも日頃の不摂生のせいですね。
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2019年9月15日(日) 天候:晴れ 気温:20℃(朝)、26℃(山頂) 全行程:7時間48分
吉部 7:24 − トラバース終わり 9:18 − 尾根道到着 10:39 - 大船山到着 11:20 - 坊ヶつるキャンプ場着 13:20 - 駐車場着
15:12 |
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今回のコース |
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駐車場から少し歩いたところ。朝日が木漏れ日となって気持ちが良いです。 |
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橋を渡って200mほど行ってから、右に入りました。
サラシナショウマが気持ちよさげに咲いていました。 |
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4号集材路近くのオタカラコウ。ここまで、一人も登山者に会っていません。この時期野鳥も囀りが少なく、本当に静かな山旅です。 |
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大船林道を詰めて、温泉山荘の広い駐車場を越えたところ。鳴子橋の数百メートル手前の分岐点です。現在はこのような表示が気に貼り付けられています。ここを左へ。
ここから先は平治岳西側をトラバースしていきます。何度も何度も似たようなコースが続きます。 |
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坊ヶつるとトラバース道との分岐から37分で、ここ大戸越(うとんごし)着です。ススキ越しに三俣山がすっきり見えました。 |
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平治岳も秋の雲を従えて、くっきりすっきり見えます。
ここでアリナミンジェリーを補給。疲れの予防と疲労回復によいそうで。 |
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何かと申せば、北大船への尾根道に続く、ガレ場です。ダウンライトが凄いんじゃ!と叫びたくなるくらいです。
本日はしっかり日焼け止めクリームを塗っております。シャツも今年購入したフォックスファイヤーのUVカットシャツです。 |
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やれやれという感じで、ここまで来ました。見ると平治岳本峰よりもこの地点の方が高いですね。 |
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尾根道からイヨフウロちゃんを探しつつ、そろそろと歩いておりました。でも、nothingです。
仕方なく、これから登る大船山をパチリ。 |
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北大船山到着です。
後ろを振り返ると、下の800×600の写真の「ヒナノウスツボ」と思われる花が...。 |
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シモツケがまだ咲き残ってました。この一株だけです。 |
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段原です。発電機の音とにおいが充満してます。これはエアコンの効いたコンテナですね。 |
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奥のコンテナにはこのような表示があり、3月19日から工事を始めて、本当は8月15日に終わる予定がずれ込んだみたいです。手書きで9月30日竣工と書いてあります。 |
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その現場です。お疲れ様です。たいそう立派なものができておりました。 |
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大船山に向かう途中にあるアキノキリンソウの群落です。 |
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さて、吉部から来るルートの坊ヶつるキャンプ場入口にはこのような注意書きが!輪地焼きをするんですね。 |
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